大阪府藤井寺市70代男性:上下の奥歯に2本ずつインプラント埋入

  • 2017年04月26日
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大阪府藤井寺市70代男性の症例です。
歯周病が進んできて歯を失っておられます。左の奥歯は上顎洞を避けて安全な位置にインプラントを埋め込むために角度をつけて埋入しています。

治療計画をたてる際にはシミュレーションが大切


インプラントを埋入するためには骨の十分な厚さと高さが必要になります。上の歯は上顎洞を避けて埋入する必要があるため、実際に埋入する位置を決めるためにCT撮影データを立体化して見れる専用ソフトを使ってシミュレーションを行います。

シミュレーションでは上顎洞や下顎管をはっきりと表示させたうえで、埋入するインプラントの長さや角度や位置を決めていきます。同時に埋入するのに必要な骨の量があるか、骨を作る必要があるか判断できます。

上顎の骨の量が少ない場合の処置


上顎には上顎洞という大きな空洞が存在します。そのために骨量が少ないケースが多く、また上顎の骨は下顎の骨と比べると軟らかく、歯が抜けたときの骨吸収も大きいという特徴があります。
このような理由から、上顎へのインプラント手術を希望されても骨量が足りないケースが多いのです。

骨量が足りない場合は骨を作る処置が必要になり、治療全体の期間は長くなり手術の難易度も上がります。骨を作る処置をせずに骨が少ない場所を避けて斜めにインプラントを埋め込む方法もあります。

斜めにインプラントを埋め込むことで手術期間を短縮


上記のように上顎へのインプラント治療は、上顎洞を避けつつ骨が十分にある場所にインプラントを埋め込まなければならないために高度な技術が必要になります。
骨を作ってからインプラントを埋入する方法では、1年かそれ以上の治療期間がかかり、通常のインプラントの2倍程度に長くなります。
もっと短い期間で全ての治療を終えるには、インプラントを傾斜させて安全な場所に埋め込むことが必要になります。

上顎洞底部を持ち上げて作った隙間に骨造成していくソケットリフトや、更に骨の高さが足りない場合に行うサイナスリフトという方法がありますが、治療期間がかなり長くなり、費用も余計にかかりますので、インプラントを斜めに埋め込むことで上顎洞を避けることが可能な場合は、骨造成を行わずに斜めに埋入することもあります。

上顎へのインプラント埋入は難易度が高いとされていますが、このようにきちんとシミュレーションを行って綿密に治療計画をたてることで、安全な治療が行えます。
当院では上顎の手術にも多くの症例がありますので、ご安心くださいね。

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