大阪府高槻市40代女性:左下奥歯にインプラント1本埋入

  • 2017年08月09日
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大阪府高槻市40代女性の症例。
左下奥歯の神経を抜いて被せていた歯が何となくおかしい(痛みはないが浮いたような感じがする)とのことで、相談に来られました。
レントゲンを撮ったところ、歯の根が折れてしまっており、抜歯しなければならない状態になっていました。

神経を抜くと、歯はとても弱くなってしまいます


歯の神経がなくなると、歯は感覚が鈍くなり、温度や痛み等が感じられなくなってしまいます。そのため、何らかの異常が起こっても気づくことが出来ません。
例えば、かぶせ物の隙間からむし歯菌が入り込んで二次虫歯が悪化していても、痛みがないのでかなり悪くなるまで全く気付かないということが起こります。

更に、神経がなくなった歯は健康な歯と比べると乾燥していて割れやすい傾向があります。特にブリッジの支台になっている歯や、入れ歯のバネをひっかけている歯が神経をとった歯であった場合、ただでさえ弱い歯にかなりの負担がかかっている状態ですので、将来的に根っこが割れたりして、抜歯しなくてはならないということにもなりかねません。

そのため、神経を取らなければならなくなるほど歯が悪くならないように、定期的に歯科健診やメンテナンスに通っていただくことが大切になります。むし歯をつくらないこと、むし歯になってしまっても大きくならないように気を付けること、歯周病にならないことなどに注意しなければなりません。この段階で食い止めておくと、歯を失うほど悪くならずに済みます。

医学的に最も良い治療法ということでインプラントをお勧めしました


しかし、当院に相談に来られる方は、既に歯を失っていることが多いのです。失った歯の機能をどのように補うかを考えていかなければなりません。歯を失った場合の治療として、ブリッジ、入れ歯、インプラントの3つの治療法があげられます。それぞれにメリットとデメリットがありますので、患者さんの状態に応じてどれが一番最適な治療か、患者さんとご相談しながら決めていきます。

この患者さんの場合は初めて歯を失ったため、ブリッジ、入れ歯、インプラントの全ての治療が可能です。患者さんがこだわったのは、医学的に良い治療法でした。保険適応でなくても、現在の時点で一番良いとされている治療を受けたいとおっしゃいました。

まだお若く健康な方ですので、他の歯を痛めることのないインプラントをお勧めしました。1本だけ歯を失った場合には、隣の歯に負担をかけないインプラントが一番満足のいく治療だと判断したからです。

ただし、インプラントは義歯なのでむし歯にはなりませんが、歯周病には気をつけなければならないため、今後はしっかりと毎日のセルフケアを行い、三カ月に一回程度の割合でメンテナンスに通っていただくことをお約束していただきました。

大阪(梅田・なんば)・吹田・豊中にある北大阪インプラントセンター