大阪府藤井寺市50代男性:左下奥歯にインプラント1本埋入

  • 2017年08月10日
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大阪府藤井寺市50代男性の症例です。
神経をとって被せをしていた奥歯に腫れや違和感があり、検査してみると歯根が割れており、抜歯しなければならない状態でした。

この患者さんの奥様が2年前にインプラントをされていて、「抜歯するならインプラントにしたら?」とおっしゃっているとのことでしたが、患者さん自身は骨にインプラントを埋めるというのが怖く、なかなか決心出来ません。

そこで、患者さんご自身の考えを尊重し、ブリッジ、入れ歯、インプラントについてそれぞれのメリット・デメリットをしっかりとご説明して決めていただくことにしました。

インプラント手術が怖いというお悩みについて


手術ときくと、怖いとか痛いとか思ってしまうのはごく自然なことだと思います。顎の骨に金属の人工歯根を埋め込むとなると、かなり不安に思われるかもしれません。

入れ歯やブリッジなどは周囲の歯を利用して表面的に歯を作る方法です。インプラントはこれらとは違い、本来の歯と同じように歯槽骨に歯の根っこを埋め込む形になります。

そのため、手術は必要になりますが、本来の歯と同じく骨に埋まった構造になりますので、よく噛めることと、他の歯を傷つけないという優れた特徴を持っています。

構造的に優れていると理屈ではわかっても、やはり怖いと感じてしまうのが人間だと思います。
この患者さんの場合は、奥様が既にインプラントをされていて、ご自身が良いと感じておられるからこそご主人にも勧めておられます。
それでも怖いと思ってしまうのは、奥様を信用していないということではなく、理屈ではないということなのでしょう。

そこで、当院では安心していただくために、インプラントについてとことん疑問を解決します。CT画像を見ながら細かくご説明し、様々な角度から骨の周囲を見て、完全に安全な位置を選んでインプラントを埋入するということを理解していただきます。

更に、手術の際には安定剤を飲んでいただくか、もしくは静脈内鎮静法という点滴での麻酔を使って、軽く眠った状態で手術を受けていただきます。

この患者さんの場合は埋入本数は1本だけですので、実際には手術時間はかなり短く、患者さんご自身も「えっ、もう終わったんですか?」と思われることが予想できますが、怖さを解決するためには、満を持して静脈内鎮静法を行っても良いと思います。

家族や親しい方の生の体験談が一番


最終的に、この患者さんは奥様から十分にヒアリングをして、体験をくまなく語っていただくことで、怖さを克服されました。
奥様が自らの体験をもとに大丈夫と太鼓判を押してくださったので、それに勇気づけられたようでした。

手術当日は安定剤を飲んだだけで、リラックスして手術に臨まれました。
治療計画通りに正確な位置へインプラントの埋入手術が行われ、術後患者さんにおききしたところ、「手術は全く痛くなかった」「あんなに怖がらなくても大丈夫だった」「あっけなかった」という感想を話されました。

しかし歯科恐怖症と呼ばれる、本当に歯科治療用のチェアに座っただけで全身がカチンコチンに緊張し、冷汗が流れる方もおられます。怖いとおっしゃる方には、事前に歯科衛生士による歯のクリーニングを受けていただいたりして(歯のクリーニングはとても気持ちの良いものです。)、出来るだけ恐怖を感じないように診療チェアに座ることに慣れていただくということも大事です。お一人おひとりに合った方法を考えていきますので、歯医者が怖い方も一度ご相談くださいね。

大阪(梅田・なんば)・吹田・豊中にある北大阪インプラントセンター