大阪府茨木市50代女性:上顎全体と下顎の両奥歯をインプラントで治療

  • 2017年08月29日
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大阪府茨木市50代女性の症例です。
上顎はブリッジを多用して治療してありましたが、歯周病が進んでいてかなりグラついていました。また、下顎は左右両方の奥歯を失っておられ、入れ歯を使っておられました。

上顎のブリッジがダメになりそうだったため、その後の治療についてインプラントを利用した磁石式の入れ歯での治療をお勧めしました。
下顎はインプラントを埋入することになりました。

治療期間はかなりかかります。まず下顎のインプラント手術を行い、インプラントが骨としっかり結合したら上部構造を取り付けます。それから上顎の治療になります。

歯周病はインプラントの大敵


下顎のインプラント手術の前に、歯のクリーニングに通っていただき、歯周病を改善する必要がありました。

重度の歯周病を治療せずにインプラントを埋入した場合、骨が1年足らずで吸収してしまったためにインプラントが脱落してしまうということが起こり得ます。脱落しないまでも、骨と結合出来ずにグラグラの場合はインプラントを摘出することになります。

インプラントを埋入した部分の隣の天然歯が歯周病であった場合、その歯がだめになるだけでなく、インプラントの周囲にも歯周病の細菌が感染してしまいます。

そのため歯周病の患者さんにインプラント手術を行うときは、インプラントの治療計画に加えて歯周病治療の計画も立てなければなりません。
残っている天然歯の健康状態が、インプラントした歯の将来にも深く関わってきます。

歯を失った場合の治療は、単純に歯のない部分にインプラントを埋入すれば問題が全て解決して治療が終わりになるというわけにはいきません。お口の中全体の健康状態を常に把握しながら治療を進めていくことになります。

インプラントに近接する歯が歯周病であった場合


インプラントが歯周病に感染しないために、歯周病にかかっている歯のクリーニングを受けていただき、歯科衛生士が歯周病の状態を継続的に管理します。
3か月に一度は歯科衛生士によるクリーニングを受けていただき、そしてご自宅でのセルフケアも大変重要になります。

みがき残しのある部分や、歯ぐきの腫れがある部分、歯周ポケットが深くなっている部分、それぞれに歯のケアの仕方が違います。
そしてインプラント埋入後は、インプラントを長持ちさせるために更にていねいなケアが必要です。クリーニングの際には歯みがき指導も行いますし、気になることは何でも歯科衛生士におききくださいね。

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