大阪府大東市60代女性:左右の下あご奥歯にインプラントを埋入

  • 2017年10月16日
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 大阪府大東市60代女性の症例です。
下顎の左右の奥歯合計3本を失ってから、ずっと入れ歯を使っておられます。

 食事の際に思うように噛めないことが長年の悩みで、歯のない部分をインプラントにすることで噛めるようになるのか相談にみえられました。両方の下の奥歯がないため、左右どちらも噛みづらいというのが大きな問題です。これらの歯を何とか噛めるようにしないといけません。

 治療法としてはインプラントが最適と思われますが、患者さんの骨の状態や全身の健康状態を調べて、最終的にインプラント治療が可能かどうかを判断しなければなりません。
実はこの患者さんはお若い頃からヘビースモーカーで、お子さんが小さい間は何とか吸わないようにしていたそうですが、お子さんが成人してから本数が多くなりがちとおっしゃっておられます。どうやらそれがインプラント治療を受ける際の一番の問題点になりそうです。

タバコのインプラントへの悪影響


 インプラント治療をなさっている先生の中には、喫煙者の患者さんにはインプラント治療をしないと言いきっておられる方もおられます。その位、タバコを吸うことはインプラントにとって大きなリスクになります。

 当院では喫煙者の患者さんにもインプラント治療を行いますが、特に骨を作る処置が必要な患者さんに対しては、治療期間中に禁煙していただくようにお願いしています。完全にタバコを辞めることは難しいとは思いますが、インプラント治療を成功させる為に、一定期間の禁煙をお願いしたり、または出来る限り本数を減らすなどのご協力をしていただいております。

 では、どうして喫煙がインプラントにとってそれほど害になるのでしょうか。
一つには、一般的に喫煙者の方は感染のリスクが高いということがあげられます。インプラントの埋入後、歯肉に炎症が起きやすく、治りが遅くなってしまう恐れがあります。

 次に、インプラントと骨が結合しにくいということです。インプラントは骨に埋め込まれ、骨としっかりと結合することで頑丈な義歯を作ることが出来ます。インプラントと骨がしっかり結合しないと、義歯はぐらぐらになりうまく噛めないことが予想できます。

 最後に、喫煙者の方の場合、タバコを吸わない方と比べて歯周病やインプラント周囲炎になりやすく、その結果インプラントが長もちしないということがあげられます

 殆ど全ての患者さんがインプラントを長持ちさせたいとお望みだと思います。このように喫煙はインプラント治療をする上で失敗原因となりますので、出来る限り禁煙していただき、インプラントを長く使っていただきたいと思います。

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