藤井寺市40代女性:サイナスリフトでインプラントが可能に

chiryorei392

40代女性の症例です。
上顎の奥歯のインプラント治療を希望しておられたのですが、かかりつけ医からは欠損部の骨の厚みが不足していて手術は不可能と診断されたそうです。それでも何とかインプラントが出来ないものかとインターネットで調べて当院へ来院されました。

上顎奥歯を失うと、歯を支えていた歯槽骨は急速に吸収していきます。これは下顎に比べて上顎のほうが海綿骨という柔らかい骨が多いという理由によります。
上顎の歯槽骨が吸収すると、上顎洞の底までの間の骨の量が少なくなってしまいます。そのためインプラントを埋め込むことが困難になることから、一般的に上顎へのインプラント治療は難しいと言われています。

この患者さんは骨がかなり薄くなっていたため、骨の厚みを確保するために上顎洞を持ち上げるサイナスリフトという処置を行うことによって、インプラント治療が可能になりました。

上顎洞を持ち上げてインプラントを埋め込むのに必要な骨の厚みを作りだす治療を、サイナスリフト、ソケットリフトといいます。
サイナスリフトは骨の厚みが極端に少ない方への治療法で、ソケットリフトはまだ骨の厚みが残っているけれどもインプラントを埋め込むには不十分な方への治療法です。ソケットリフトの方が身体への負担が少ないのですが、骨の厚みが多い方のみ適応となります。

宇治市50代女性:奥歯のインプラント治療

chiryorei390

宇治市50代女性の症例です。
右の奥歯のインプラント治療を行いました。
この患者さんは歯周病で歯を失いそのまま数年間放置していたところ、隣の歯が少しずつ歯が抜けて空いた隙間に倒れて来ているように感じ、慌ててインプラント治療を決められました。

幸い大きく倒れていたわけではないため、歯を起こすための処置はせずにそのままインプラントの埋入となりました。しかし治療があと2~3年も遅れていたら、歯を起こす処置に時間とお金が必要になったと思います。

日本で歯を失う原因のトップは歯周病といわれています。30代前半までの方の歯を失った原因は虫歯がトップですが、35歳からは歯周病で歯を失う方が増えはじめ、45歳以上の方では歯周病がトップになっています。更に55歳を過ぎると歯を失う方の割合が増えはじめ、50代後半から重度の歯周病の方の割合が大きくなります。

歯周病は歯の表面に食べかすや細菌がつくことによって起こります。初期の段階では歯肉に炎症が起こり、出血や腫れがみられる歯肉炎になります。その後歯を支える歯槽骨が溶け出す歯周炎に移行し、歯がぐらぐらし始め、最後は抜けてしまいます。そうならないよう、歯を失った場合は出来るだけ早い治療が望まれます。

豊中市50代女性:下顎奥歯のインプラント治療

chiryorei388

豊中市50代女性の症例です。
右下の奥歯に2本のインプラントを埋入して治療しました。
入れ歯を使っておられましたが、年々入れ歯が動きやすくなり安定感がなく噛みづらいためインプラント専門院である当院へ来院されました。

この患者さんのように奥歯を2本失った場合の治療法は、入れ歯かインプラントかという2択になります。一番奥の歯を失っているためブリッジの土台の歯がなく、ブリッジという選択は出来ません。しかし入れ歯が合わないというご相談でしたので、今回はインプラントで治療することになりました。

奥歯の喪失は虫歯による場合が多く、奥に行くほど汚れがたまりやすく磨き残しも起こりやすいため、その結果虫歯になりやすくなります。また、歯ぎしりや食いしばりによって歯に大きな力がかかって歯がぐらぐらになり、歯を失う方もおられます。

歯ぎしりや食いしばりは寝ている間に起こるため、ご自身で力の制御をすることが出来ません。歯1本あたりご自分の体重の1.5倍の力がかかるともいわれており、意識せずに相当な力がかかってしまっていることになります。歯周病の方は歯ぎしり等で大きな力がかかる事によって骨の吸収が早まりますし、むし歯の方は被せ物が割れたり、歯根が割れることもあります。

このように、歯ぎしり、食いしばりは歯を失うことに関係しており、歯を失う隠れた理由にもなっていますので、注意が必要です。

摂津市60代男性:口腔内の全体的なインプラント治療

chiryorei389

摂津市60代男性の症例です。
上顎と下顎にそれぞれ4本使用してインプラント治療を行っています。
歯を失うにつれて食生活に不便を感じるようになられ、インプラント治療をすることで歯を失う前の状態に戻りたいという思いで来院されたそうです。

この患者さんは入れ歯を使っておられたため食事のときの違和感が強く、とにかく自然に噛めるようになりたいと話しておられました。歯が健康な時は、毎日好きなものを食べられるのが当たり前ですが、歯を失うと途端に噛めなくなってきます。前歯を失った場合は見栄えも気になるところです。

カウンセリングで患者さんにインプラント治療についてご説明するときに、幾つかのメリットをお話ししています。
「自分の歯のような噛み心地がよみがえる」というのはインプラントの大きな特徴で、入れ歯では口の中に異物を入れるため違和感が出ることが多く、噛む力も弱いです。ブリッジの場合は口の中での違和感はありませんが、噛む力はインプラントほど強くありません。

「自然で美しい歯が入るので天然の歯と見分けがつかない」というのも、前歯の場合は特に魅力的な特徴だと思います。前歯は喋ったり笑ったりするときに目が行きやすいので、いかにも義歯だとわかってしまうようなものにはしたくないと思います。

他にも隣の歯を削ったり、バネをかけたりする必要がなく、1本だけで治療が完了するために「周囲の歯に負担がかからない」という大きなメリットがあります。インプラントは両隣の健康な歯を痛めることがありませんので、結果的に両隣の歯をまもり、歯を長く健康に保つことに繋がります。

逆にデメリットとしては、「自費診療なので治療費が高額である」「持病のある方は治療が受けられない場合がある」といったことをお話ししております。

橿原市40代男性:下顎奥へのインプラント埋入

chiryorei387

橿原市40代男性の症例です。
右側の下顎の欠損部に、1本のインプラントを埋め込む手術を行いました。
歯を失った理由は重度の虫歯をそのままにしていたためでした。早めに治療すれば抜歯は免れたかもしれません。歯を失う前に出来るだけ定期検診にお越し頂きたいと思います。

歯を1本失ってしまった時に、インプラント治療をすることで他の歯に悪影響を与えずに欠損部分を回復することが出来ます。他の歯に悪影響がないということは、他の歯を守るということです。

お若い方の場合、入れ歯には相当の抵抗があると思います。そのため治療の候補としてはブリッジかインプラントかということになります。

ブリッジで治療する場合は、失った歯の両隣の歯を最低1本ずつ削る必要があります。それらの歯を土台にして橋を渡すようにブリッジにするのですが、土台の歯には大きな負担がかかるため、将来それらの歯を痛めてしまい最悪の場合抜歯になることがあります。

その点インプラント治療は失った歯の骨の部分にインプラント本体を埋入してその上にかぶせ物を取り付けますので、隣の歯を削る必要が一切ありません。そのためインプラント治療は「他の歯に悪影響がなく、他の歯を守る」ということになります。

インプラントで治療を受けるにはまず骨がしっかりしていることが重要です。しっかりした骨がありインプラントが可能かどうかは、CT撮影の結果でわかります。インプラントをお考えの方はまずご相談下さいね。