兵庫県川西市70代女性:延長ブリッジの支台の歯にひびが入り抜歯した後インプラントで治療



兵庫県川西市70代女性の症例です。
過去に延長ブリッジにされていた部分の支えの歯にひびが入ってしまい、抜歯しなくてはならなくなりました。入れ歯にすることも出来るのですが、より安定して噛めるインプラントをご希望されました。

延長ブリッジが良くないわけ


一番奥の歯を失った場合、手前の歯を数本削ってともに被せることでブリッジにする延長ブリッジと呼ばれる治療法があります。

ブリッジは歯がなくなった部分の両隣の歯を支えにして3本連続した被せ物をかぶせることで欠損部分を補います。しかし一番奥の歯を失った場合は、奥側の隣の歯がありませんので、通常のタイプのブリッジは取り付けることが出来ません。

その場合は入れ歯かインプラントでの治療ということになるのですが、入れ歯はどうしても嫌で、インプラントも金額面や健康面の問題で難しい場合には、延長ブリッジという方法で治療をする場合もあります。

しかし両隣の歯で支えるブリッジと違い、延長ブリッジは支台が一方にしかありませんので、しっかり噛もうとすると支台の歯に大変負担がかかります。更に、一番奥の第二大臼歯がないときの延長ブリッジは保険適応ですが、それ以外の歯の場合は保険外の自由診療となり、治療費が高くなります。

延長ブリッジの一番の問題は、延長ブリッジの場合、手前の歯だけでブリッジを支えますので、それらの歯の負担が大変大きくなってしまうということです。

負担がかかるとどうなるかといいますと、支台の歯が割れてしまったり、負担が強すぎて歯槽骨が溶けて減ってしまったりして、やがて支台として使っていた歯を抜かなければならない状況になりかねません。そうなるとブリッジを外さなければならなくなり、欠損部分が2本分に増えて再び咬めなくなってしまいます。
そのため、延長ブリッジはなるべく避ける傾向にあり、当院でも入れ歯かインプラントをお勧めしています。特に奥歯を1本欠損した場合にはインプラント治療が最適です。

当院がインプラントをお勧めする理由


自然な状態では歯は1本1本独立して生えており、ぴったりと隙間なく並ぶことで美しい歯列を作り、横方向にかかる力に対して支え合っています。

しかしブリッジの場合は延長ブリッジでなく両隣の歯を支台にする場合でも、それらの歯にはかなりの負担がかかります。
当院では、何らかの理由でインプラントが出来ない場合を除いて、健康な歯を守るためには、他の歯に負担をかけることのないインプラント治療が第一だと考えます。

大阪府豊中市60代女性:左下奥歯にインプラント2本埋入



大阪府豊中市60代女性の症例です。
左下奥歯は銀歯をかぶせて治療済みの歯でしたが、被せ物の中で虫歯になっており、2本の歯を抜歯しなくてはならなくなりました。

銀歯をかぶせる治療をしてからは20年程度経過していたそうです。銀歯の場合は削った歯との間に段差やすき間が出来やすく、その部分から虫歯になったようです。

二次虫歯について


むし歯治療をした歯が更にむし歯になることを二次虫歯といいます(または二次カリエス、二次う蝕ともいいます)。二次虫歯は大人になってから発生することが多く、高齢者の方が歯周病で歯肉がちぢんでしまい、歯の根が露出している部分に発生したり、むし歯治療の後に発生することもあります。おとなの虫歯の大部分はこの二次虫歯です。

二次虫歯を予防するには


二次虫歯予防は通常のむし歯予防と変わりはありません。

1.プラークを除去する
2.詰め物やかぶせ物をする際にはレジンや銀歯ではなく、自費治療になりますが歯垢のつきにくいセラミックを選ぶ
3.フッ素の入った洗口液や歯磨き粉を使う
4.歯科医院で定期検診を受ける

むし歯や歯周病の原因はプラークの中に存在している細菌です。そのため口腔内にいるむし歯や歯周病を起こすといわれている細菌を減らすことが重要になります。

抜歯後はブリッジ?入れ歯?インプラント?


抜歯しなければならなくなると、その後の治療をどうするかを決めなければなりません。抜歯したままで何年も放っておくと、いざ治療をしようと思った時に歯が隙間に倒れてきていたり、隙間が狭くなっていたり、噛み合う相手の歯が伸びてきたりといったことが起こります。

そうなると治療は更に大変になり、期間もお金も多くかかってしまいますので、なるべく早めに抜歯した部分を治療しなければなりません。

この患者さんの場合は奥歯を2本連続して抜歯しましたので、よく噛めるように治療を行う必要があります。入れ歯は十分に噛めるとは言い切れませんし、ブリッジはかなり大きなブリッジになり、両隣の歯にかかる負担が気になるところです。

よく噛めるようになることに重点を置いて話し合いをしたところ、患者さんはインプラントが良いとおっしゃいました。確かにインプラントは人工歯根が骨にしっかりと結合しますので、硬いものでもしっかり噛めるようになります。

インプラントは噛み合わせも重要


インプラントを埋入し、上部構造を取り付けたあとは噛み合わせをしっかりとチェックする必要があります。噛み合わせが悪いと、せっかく美しいセラミックの歯が入っても、うまく噛めません。

そればかりか顎関節症や頭痛や肩こりを引き起こすことにもなりかねません。
当院では噛み合わせも含めてインプラントでしっかりと治していきますので、ご安心くださいね。

大阪府高槻市60代女性:左下奥歯にインプラント2本埋入



大阪府高槻市60代女性の症例です。歯周病で左舌奥歯を2本なくされており、数年間入れ歯を使っておられましたが、入れ歯が合わなくて食事のときなどに苦労しているとのことで、インプラントの相談にお越しになりました。

残存歯の歯周病の状態があまり良くなかったため、まず歯周病の治療を受けていただき、歯肉の状態が良くなってからインプラントの手術を行いました。

歯周病を防ぐための取り組み


歯周病は数年前までは歯槽膿漏という名前で知られていた歯ぐきの病気です。歯垢(プラーク)と歯石に繁殖するばい菌が原因といわれており、重度になると歯槽骨が溶け始めます。そのため最終的に歯が抜けてしまうという怖い病気です。

ずっと中高年の病気と思われていた歯周病ですが、現在では成人の80%が歯周病だという調査結果があります。中でも十代の方の50%に既に歯周炎が見られ、年齢が高くなるにつれて症状も重くなっていきます。

歯周病の怖さは、痛みがないために本人が自覚しないまま症状がどんどん重度になっていくことです。急に歯がぐらぐらし始めたと感じられても、実は何年も前から歯周病にかかっていたということになります。

歯科医院での定期検診や、歯科衛生士によるクリーニングを年に数回受けていただければ、歯周病にかかっているかどうかわかりますし、歯肉の状態を改善するための様々なメンテナンス方を知る事もできます。

歯科衛生士が見ると歯肉が炎症を起こして腫れている状態はすぐにわかりますが、ご自身では鏡で見てもなかなか分かりづらいと思います。歯周病予防の近道は、年に数回は歯科医院で歯周ポケットの深さを測ってもらうことです。毎日の歯みがきを気をつけて行うだけでも歯ぐきが引き締まってくる場合もあります。まずは歯科衛生士のクリーニングを受けてご自身の歯ぐきの状態を知っていただきたいと思います。

歯周病の方のインプラント


歯周病の方は、そのままの状態でインプラントをしても歯周病菌がインプラントの周囲に炎症を起こし、インプラント周囲炎を引き起こしやすいという問題があります。

インプラント周囲炎は歯周病と同じように重度になると歯槽骨を溶かしていきますので、歯周病の治療を行ってからインプラントを埋入しないと、インプラントが数年でぐらぐらし始め、やがて抜けてしまうことになります。

そのため、当院では歯科衛生士による歯のクリーニングを数回受けていただき、ある程度歯周病を改善させてからインプラントを埋入します。そうすることでインプラントの歯を長持ちさせることが出来ます。

兵庫県西宮市60代女性:右下奥歯にインプラント3本埋入



兵庫県西宮市60代女性の症例です。
右下の奥歯が3本欠損しており入れ歯を使っておられましたが、一番奥の歯がないために入れ歯が安定せず、食事中も動きやすくて噛みにくい状態でした。

しっかり噛めるようになりたいとのことで、3本のインプラントを埋入しました。2本のインプラントでブリッジにすることも出来ますが、費用はかかっても頑丈な歯を作りたいとのご希望で3本のインプラントを埋入することになりました。

体験談をいただいていますので、ご紹介します。

歯が悪くなり入れ歯に。硬いものは噛めません


(体験談続き)身体はずっと丈夫で出産以外では入院経験はないのですが、歯は子供の頃からむし歯が多くて20代の頃には既に奥歯の神経をとって被せてました。30代になって出産を経験して、歯がもろくなったみたいで、1本抜歯になってブリッジにしましたが40代になってブリッジもダメになり、それからは入れ歯を使っていました。

40代で入れ歯をしている人はかなり少数だと思います。私も歯に関しては何となく恥ずかしい思いで暮らしていました。
硬いものは噛めません。取り外しての手入れが必要で、油断すると口臭がします。人前で外れるのではないかと気にするのが本当に嫌でした。

無料の市民公開講座でインプラントを知りました


(体験談続き)インプラントのことは全く知らず、無料の市民公開講座で知りました。最初は費用が高いなあと思ったのですが、インプラントの構造をお聞きして、インプラントなら自分の歯と変わらない感じで過ごせるのではないかと思いました。

私は少し大胆な性格らしく、インプラントをするなら3本と最初から決めていました。幸い主人も同意してくれました。CTの検査で、骨がしっかりしていると先生から褒めてもらったのも、後押ししてくれたと思います。

インプラント手術~その後


(体験談続き)インプラント手術は1本だけの場合と比べて3本だとずいぶん時間がかかるのかと思いましたが、それほどでもありませんでした。私はお酒を飲まないせいか麻酔がしっかり効いて、手術は順調に終わったようでした。その後3日間は念のために痛み止めを飲みましたが、こちらも大丈夫でした。

インプラントが私の骨と合体するまでの間は、今まで通りの入れ歯生活でしたが、半年後には歯が甦ると思い、楽しみに待ちました。

新しい歯が入ってインプラントが完成した時のうれしさは、文章にするのが難しいです。とにかく、とても幸せで嬉しく、先生には感謝しかありませんでした。スタッフの方が一緒に喜んで下さったのも嬉しかったです。

何でも噛めますし、全く違和感もなく、自分の歯と見分けがつきません。自分の歯と同じように歯みがきをして大事にしたいと思います。
これからはメンテナンスに真面目に通います。毎日の歯みがきもていねいにします。治療をしていただいてどうもありがとうございました。


右下の奥歯に無事に3本のインプラントが入りました。体験談を読んでいると患者さんの喜びが伝わってきて、私たちもうれしいです。これからインプラント治療を受けようと思っておられる方にとっても勇気を与えてもらえると思います。

大阪市生野区50代女性:差し歯が悪くなり上の前歯にインプラント1本埋入



大阪市生野区50代女性の症例です。
差し歯にしていた上の前歯の歯ぐきが腫れてきて違和感があり、痛みもあるとのことで来院されました。
レントゲン撮影をしたところ歯根にヒビが入っているのがわかりました。歯根が折れたりヒビが入ると、腫れや痛みといった症状が起こります。抜歯が必要とお伝えし、抜歯後の治療についてご説明しました。

治療方法ではかなり迷っておられましたが、最終的には他の歯を削らずに済むインプラント治療に決定しました。

抜歯後の治療はブリッジ、入れ歯、インプラント


抜歯後の治療はブリッジ、入れ歯、インプラントとなります。
ブリッジは両隣の歯を削って3本分が一つになった被せ物をかぶせることで欠損部分を補う治療法で、歯を削らなければならないためなるべく避けたいと思われる患者さんが多いです。

入れ歯は総入れ歯と部分入れ歯に分かれ、部分入れ歯には様々な形状のものがあります。保険のきく入れ歯は見た目が悪くつけ心地も良くない場合が多いのですが、入れ歯の問題点をかなり改善した自費治療の入れ歯でも、なかなかぴったりとはいきません。
それは歯のない部分の骨は徐々に溶けてなくなっていくため、口の中の形が常に変化しているからです。入れ歯の調整を何度も繰り返しても、違和感や痛みがあって困っておられる方も多くおられます。
また、保険のきく入れ歯で両隣の歯にバネをひっかけて固定する形式のものは、両隣の歯にかかる負担が大きく、それらの歯を痛めてしまうことがあります。

他の歯を痛めないという点では、インプラントが一番良い方法ですが、ブリッジや入歯と比べて費用が多くかかるのが欠点です。当院ではデンタルローンの取り扱いがあり、インプラント治療を行っている歯科医院なら殆どそういった分割払いのシステムがあると思いますので、医院におたずねくださいね。

とりあえずの入れ歯を作り、数か月間治療費を貯めてからインプラントにされる患者さんもおられます。

差し歯に痛みや違和感がある場合


差し歯は殆どの場合で神経を取っていると思いますので、通常ですと痛みや違和感を感じることはありません。痛みが出たり歯ぐきが腫れたりした時には、歯の根の先が病気になっていたり、歯周病、歯の根が折れたりヒビが入っているなどが考えられます。

歯科医院でレントゲン撮影をすることで歯の根の状態がわかりますので、何かおかしいな?と感じられたら、早めに受診されてくださいね。