歯周病



 近年、歯の予防という考え方が周知されてきましたが、虫歯の治療のときにしか歯科医院に行かないという方も多くおられると思います。特に今は不況で収入が減っている人も多いので、ちょっとした虫歯ぐらいなら放ったらかしにしてしまい、虫歯でも歯医者さんに行かないという方もおられます。

 でも、歯が痛くなくても、できれば一年に一度は歯科に行って健診を受けることをお勧めいたします。というのも、虫歯だけでなく歯周病もとても怖い病気だからです。

 歯周病と聞くと、テレビのコマーシャルなんかでも取り上げられているので、なんとなくイメージはつかんでいる方が多いと思います。歯周病の初期症状は歯周炎と呼ばれ、歯ぐきが炎症を起こして赤くなったり出血があったりします。そのまま放っておくと歯がぐらぐらしだして、やがて重度の歯周病になり、歯が根元から抜けてしまいます。
 歯が抜けるって、なんとなく老人のイメージがありますが、実際には歯周病患者は若年層にも広がってきています。実際に30代で歯周病と診断されて数年後に歯を失ってしまう方もおられます。

 歯周病の原因は歯周病菌という細菌なので、口腔内をきれいにしておくことが予防につながります。
歯周病予防の歯磨き粉を利用するなど、ご自身である程度の自己防衛をすることも必要です。1年に1~2回は歯の健康診断を受けるようにすると歯ぐきの炎症や歯周ポケットについても調べられますので、安心できるのではないでしょうか。