老化による精神・身体機能低下の程度と義歯治療のあり方

 高齢者の方の脳をMRIで撮影し、残存している歯の数や噛み合わせと脳灰白質の容積との関係を調べた研究結果があるそうです。それによると、残存している歯の数が少ない人ほと海馬付近の容積が減少していることがわかりました。更に、思考したり何かを決めたりといった高次の脳機能に関連している前頭葉などの容積も減っていたそうです。歯の健康は脳の健康とつながっているのですね。以下は老化による身体の機能低下と義歯資料についての記事からの抜粋です。

【老化による精神・身体機能低下の程度と義歯治療のあり方】
その考え方
 平均年齢が約83歳、義歯所持群の義歯使用率は約85%,義歯所持もしくは咬合支持がない群の義歯使用率は約70%であった.そして,この義歯使用率の低下は精神・身体機能の低下,すなわち老化の進行と並行していることが明らかとなった.また,義歯使用に強い影響を及ぼす要因として,75歳以上では身体機能や生活の自立度,すなわち身体の活動性に関する因子は,85歳以上になると痴呆の程度が強い因子であるという解析結果も示された。(2004 現代の治療指針引用)

 食事のときにものを噛むことで、脳は刺激されます。しかし、歯がなくなって噛めなくなると、脳が刺激されなくなってしまいます。それが脳の働きに影響を与えているのではないかと考えられています。しっかり噛めない、歯がぐらぐらするなどのお悩みは、北大阪インプラントセンターにご相談ください。無料の電話相談では、カウンセラーがあなたのお悩みにていねいにお答えします。お気軽におかけくださいね。

  • 投稿日時:2010年05月16日
  • 記事分類:歯科