後期高齢者(長寿)医療制度について

後期高齢者医療制度は、平成20年4月から始まった新しい制度です。これまでの8年間で、国民の医療費の総額はどんどん増加しており、毎年3%程度の自然増が見込まれているそうです。このうち70歳以上の方の国民医療費が全体の4割を占めており、中でも「後期高齢者」層の一人当たり医療費は現役世代の5倍程度はかかっているとされます。現役世代と後期高齢者との負担関係がわかりにくいということで、現役世代と後期高齢者の制度を切り離し、後期高齢者だけを対象層として医療給付を集中管理するという、世界的に殆ど類を見ない制度なのだそうです。以下は後期高齢者(長寿)医療制度についての記事からです。

後期高齢者(長寿)医療制度においては、高齢者の心身の特性を総合的に診療でき、医療の流れの核として支え「老年病専門医」の養成が重要です.日本老年医学会は,老年病専門医を養成することを目的とした研修会を全国各地で関催しています.当初11項目で行われる予定だった研修ですが、その12項目に「高齢者への口腔ケアの必要性とその方法」が追加で採リあけられておリ,多くの「老年病専門医」が口腔ケアの研修を受けています.
日本老年医学会老年病専門医研修会の研修項目
   1.高齢者の総合的機能評価
   2.高齢者の検査値の見方
   3.高齢者の薬物療法の指針
   4.後期高齢者の生活習慣病対策
   5.高齢者の栄養評価と栄養療法
   6.高齢者の神経・精神症状とその対策
   7.高齢者疾患の診断
   8.高齢者の画像診断
   9.高齢者のリハビリテーション
  10..高齢者在宅医療
  11. 高齢者の緩和ケア
  12. 高齢者への口腔ケアの必要性とその方法
         (VOL.30 デンタルハイジーン引用)

高齢者の方への口腔ケアについては、今後ますます需要が増すことが予想され、真剣に取り組まなければならないことだと思います。自治体と医療機関の協力で、どなたでも定期的に専門家による口腔ケアが受けられる体制を整えることが急務です。

北 大阪インプラントセンター スタッフ

  • 投稿日時:2012年01月27日
  • 記事分類:未分類