せんべいやフランスパンが思う存分食べれるようになった

インプラントを合計5本入れた50代女性の方ですが、インプラントで歯が1本、また1本と入っていくにつれて、今まで噛めなかったものもしっかり噛んで食べられるようになってきました。

もう好きな物を存分に食べることはすっかり諦めておられたのですから、ご本人にとっては奇跡のような出来事です。

とくに今までは手で小さく割って食べていた硬いあられやおせんべいが食べられるようになり、大好きなフランスパンも手でちぎらず噛みちぎることが出来るようになって、美味しいと大満足されていました。

根幹治療をしたために揺れていた歯もしっかりしてきました。
歯科医院でクリーニングを受けるようになったこととインプラントでしっかりと噛めるようになった影響か、歯周病で溶けていた部分の骨が回復してきているのです。

全ての歯の治療には3年と数か月かかりましたが、どんどん良くなって行っているのがわかったので、全く苦にはならなかったとおっしゃっていました。

今後大切なのはインプラントのメンテナンスです。
同様に天然の歯のクリーニングも大切です。


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インプラントは違和感がないために、数カ月すると感覚的に自分の歯と見分けがつかなくなります。
しかしインプラントと天然歯とは、毎日のケアの際に注意する点が少し違うため、その違いを認識しながら今後おつきあいしていくことになります。

その違いというのは、インプラントは虫歯にはなりませんが、天然歯は虫歯になるということです。
歯と歯の境目をブラシやフロスでキレイにしなければいけないのは同じですが、天然歯は歯石がつくこともありますので、歯科医院での定期検診は欠かせません。

この患者さんは歯周病がやや進みやすいという体質をもっておられますので、油断せずに毎日のケアをし、数か月に一度の定期検診に必ずお越し頂く事で、インプラントも天然歯も守っていけると思います。

歯周病で歯がどんどん抜けたがインプラントで噛めるようになった

50代の女性の患者さんのお話をさせていただきます。

この方は20代の頃から時々歯肉が腫れるようになったものの、まだ若かったために自分が歯周病だとは全く気付いておられませんでした。

腫れるきっかけは、疲れて体調が悪かったり、風邪をひいて免疫力が落ちたりという感じで度々腫れて痛い思いをされていました。

やがて歯がグラグラし出し、慌てて歯医者さんに診てもらうと歯周病だと診断されました。
歯がグラグラするようになってからは、次第に歯が抜け始め、このままでは数年後には総入れ歯になると思ったそうです。

1本目が抜けた時に部分入れ歯を作られましたが、入れたとたんに話しづらくなり、金属のバネで両隣の歯にひっかけますので、熱いものを食べた時にバネの部分が熱くなり、違和感を感じる毎日でした。

その後当院に相談に来られ、治療を受けるようになられました。歯ぐきが腫れる部分の根管治療を行うことで、歯ぐきの状態は段々良くなってきました。
歯がない部分にはインプラントを入れることになりました。

この方はインプラントについて全く何の知識もなかったために、インプラントについてわかりやすくご説明し、これからの治療計画についてお話しました。
多くの説明を理解するのは大変だったと思いますが、入れ歯から解放されたい一心で一生懸命話を聞き、資料を読んで手術前には完全に理解してくださいました。

インプラント治療には数か月かかります。インプラント本体が骨としっかりと結合するには時間がかかるからです。
やがて仮歯が入ることで入れ歯からは解放されました。
(この時点ではまだ治療していない部分には部分入れ歯を使っておられます。)

一番喜んでおられたのは違和感がないということでした。
多分数ヶ月経ったらどの歯がインプラントなのか自分でも忘れてしまうのではないかとおっしゃっていました。

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インプラントは合計5本入れることになりました。インプラントで仮歯が入ると部分入れ歯は要らなくなりますので、次第にしっかりと噛めるようになっていきました。