Monthly archives: 5月, 2014

インプラント市民公開講座のお知らせ

毎回たくさんの方にご参加いただいているインプラント市民公開講座ですが5月25日(日)にも大変多くの方にご参加いただきありがとうございました。

5月31日(土)に大阪駅前第三ビルと6月8日(日)にグランフロント大阪(グランフロント大阪初開催です!)で開催いたしますが、好評につき早くも満席となってしまいました。ありがとうございます。

その次の開催は6月15日(日)難波御堂筋ホールとなります。

インプラントやブリッジ・入れ歯について聞いてみたいという方はインプラント市民公開講座のページをご覧ください。詳しい開催日程を掲載しています。お申し込みもこちらのページからしていただけますのでよろしくお願いいたします。

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北 大阪インプラントセンター スタッフ


読書しました「単純な脳、複雑な『私』 / 池谷裕二」

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ゴールデンウィーク前から池谷先生の脳科学の本を図書館で6冊も集中的に借りて読んでいます。
中でも面白かったのが、この「単純な脳、複雑な『私』」です。

この本には、著者の池谷先生が母校の高校生たちに対して行った脳科学の授業の内容が収録されています。
池谷先生の、次から次へと披露される興味深い実験結果についてのお話も面白かったのですが、それに対しての高校生たちの発言が秀逸で、なんて聡明な子たちなんだろう!!と思いました。

まず、池谷先生の話の内容に子どもたちがきちんとついていっていて、それに対して自分の考えを発言出来る所がすごいです。授業の内容は寧ろ大学生向きで、決して高校生向きに水準を落としているのではないと思います。

池谷先生によると、私たちは例えば身体を動かす時は、自分で意図してから身体を動かすように、心が脳に指令を与えているように考えていますが、実は自分が手を上げようと思った時には、脳はその前に意図をキャッチして手を動かす準備をしていて、私たちの行動の多くは、無意識下で行われているのだそうです。

無意識で行うというのは、良く考えたら怖いことで、たとえば電車の席で左右を詰めずに場所を取って座ったり、家で電気をつけっぱなしにしたり、大きな音をたてて扉を閉めたり・・、誰でもこういったことはあり得ますよね。

脳は、そういうのをいちいち意識にあげずに、無意識のうちにやってしまうのが得意なのかもしれません。そういえば、意外と脳は省エネなのだというお話もありました。

この本に書かれていたかどうかは忘れましたが、著者は「直観」と「ひらめき」は別のものととらえていて、「直観」は間違うけれど「ひらめき」は間違わないそうです。私は「直観」と「ひらめき」は同じものかと思っていたのですが、なるほど、脳科学的には違うものなのか、とわかりました。
でも、間違うとか間違わないとかは結果論なので、「直観」と「ひらめき」は瞬間瞬間の自分の感覚の中では、区別がつかないですよね。

それから、興味深かったのは、脳の「ゆらぎ」についてのお話でした。

人間の行動は脳の「ゆらぎ」という現象に影響を受けていて、プロゴルファーが簡単なパットを外してしまうことがあるのは「ゆらぎ」が原因だそうです。
コンピューターは間違うことなく何千回でも同じタスクをこなしますが、人間の脳には「ゆらぎ」があるため、必ずしも同じ結果にはならないということです。

だから失敗する時もある・・って、仕事のミスの言い訳にはなりませんね。

このように脳科学のお話が、とてもわかりやすく説明されていて、この本を読むだけでIQが上がったような気分になれます。
お勧めです!