インプラントQ&A 治療前のよくあるご質問

質問7
インプラントが出来ないケースはありますか?
一覧に戻る

全身状態に大きな問題がある方などは、インプラント手術ができません。例えば、心臓病、重度の糖尿病、重度の骨粗しょう症、リウマチ、脳梗塞の既往がある方、アゴの骨が極端に少ない方、ビスフォスフォネート製剤を服用している方などです。

ただ、条件しだいでは、インプラント治療が可能なこともあります。

歯周病の方

歯周病の方でもインプラントはできますが、ある程度歯周病を治してからインプラントをする方がいいです。歯周病をある程度コントロールしておかないとインプラント治療後に歯周病になってしまうかもしれないからです。

ただ、歯周病の治療と並行してインプラントを行うこともよくあります。その場合は、インプラントが骨とくっつくのを待っている間に歯周病の治療をしていきます。

インプラントはあごの骨がしっかりあるかということが重要になってきます。歯周病は歯肉炎と歯周炎を総称した疾患です。

以前は歯槽膿漏とも言われていました。プラークという細菌の塊が歯肉の炎症を引き起こし、進行するとあごの骨を溶かしてしまいます。

インプラントは治療前にあごの骨が十分にないと手術ができません。

また治療後に歯周病になってしまうと埋入したインプラントが抜け落ちてしまうことがあります。治療前も治療後も歯周病にならないようにすることがインプラントを長持ちさせることにつながります。

生活習慣病の方

生活習慣病は高血圧症、糖尿病、心臓疾患、脳血管障害、肝機能障害、骨粗しょう症、リウマチなどのことをいい、これらの症状がみられる場合はインプラント手術は避けてください。

これらの生活習慣病の方で、内科医を受診されて薬を飲んでいる方でも、症状が落ち着いている場合は手術が可能なケースもあります。歯科医と麻酔科医や内科医との提携などで可能なこともありますので、担当の歯科医にカウンセリング時ご相談ください。

骨粗しょう症の薬であるビスフォスフォネート製剤を服用している方は手術ができない場合があります。(詳しくはこちらをご覧ください。

また、ヘビースモーカーの方はインプラントと骨との結合がうまくいかなかったり、傷の治癒がよくなかったり、歯周病になりやすかったりといろいろなデメリットがありますので、なるべく喫煙はやめていただくようにお願いしています。

金属アレルギーの方

金属アレルギーは全ての金属で起こるわけではなく、金属にはアレルギーを起こしやすい金属と起こしにくい金属があります。起こしやすい金属はコバルト・ニッケル・クロムなどです。起こしにくい金属はチタンなどです。

保険の銀の詰め物で金属アレルギーが起きるという話を聞いたことがあるかもしれません。銀歯には銀合金やアマルガムなどの金属がつかわれており、アレルギーを起こす可能性があります。

しかし、インプラントは純チタンのため、生体親和性が高く金属アレルギーの心配はまずありません。また、チタン表面は、酸化膜でおおわれ、不動態といって、金属がもつ化学反応性を失った状態になります。また、活性水素を放出し、細胞の酸化を防ぎ制ガン作用ももつ唯一の金属です。

チタンアレルギーのある方は治療を受けることはできませんが、チタンアレルギーの方は極めて少ないので一般的には大丈夫と言っていいでしょう。当センターでは1例も経験しておりません。チタンアレルギーが疑われる場合は、皮膚科によるパッチテスト等をお受けください。

高血圧の方

高血圧の方は血圧、脈拍、血中酸素濃度などを常に測定しながら手術を行います。また患者さんの状態に合わせて、麻酔科医に来ていただいたり、内科医に血圧のコントロールをお願いしています。

糖尿病の方

糖尿病の方は、ヘモグロビンエーワンシー(HbA1c)という検査値がありますが、それが7以下なら大丈夫です。7以上の方は、血流も悪く、免疫的にも弱くなり、歯周病にも感染しやすくなります。全身の健康の為にも7以下にコントロールされることをお勧めします。

糖尿病の方でも骨とくっつきやすいインプラントを使うことや感染予防を十分に行うことで成功率が格段に上がります。手術やインスリン注射について内科医と歯科医との連携が必要になります。

またインスリン注射をしている場合には手術前後の注射や食事のタイミングによって血糖値が下がりすぎる場合がありますので主治医にご相談ください。

当センターでは、 万が一結合しなかった場合は、費用はいただいておりません。(結合しないと予想される場合には手術をしておりません。)

骨粗鬆症の方

骨粗しょう症の場合には、骨密度のタイプによって手術ができるかどうかが変わってきます。

15歳未満の方

15歳未満の方は骨が成長途中なのでインプラント治療はできません。骨の成長が終わる20歳前後から治療ができます。

喫煙者の方

喫煙はインプラントと骨の結合が悪くなったり、歯周病になりやすかったり、血流が悪くなり治療後の傷の治癒を妨げたりしますのでなるべく禁煙していただきたいと思います。

インプラントの手術ができるかどうかのご質問・ご相談は北大阪インプラントセンターへ。大阪市梅田、なんば、豊中市、吹田市、神戸市(三宮駅前)に合計8院あります。

お電話での予約・無料相談はこちら
ネットでの予約・無料相談はこちら

禁無断転載・使用 この回答は松本正洋のオリジナルの回答ですので、内容の無断転載を禁止します

一覧に戻る