動画による解説

【動画】インプラントの費用はどのくらいかかるかを解説

インプラント治療を受けたいと思っても、実際にいくらかかるのかわかりにくいのではないでしょうか。様々な歯科医院のサイトを見ると、おおまかな金額は書いてあるものの、もしかしたらそれ以上に費用がかかるのではないかと不安に思う方も多いでしょう。

もちろん実際に専門医の診断を受けないことには、どのような治療内容になるのか、詳細部分はわかりません。そうなるとインプラント治療にかかる費用も変わってきますし、そもそもインプラントは自由診療で保険がきかないため、歯科医院によって費用はまちまちです。

以下の動画では当院でのインプラント治療にかかる費用の計算方法を、骨が足りない場合等の様々なオプションも含めて解説しています。

費用の原理からご説明します。

インプラントの基本費用の原理

費用が3つの要素から成り立ってまして、まず1つがインプラント本体と手術代。私どもでは25万円で頂いております。この土台ですが簡単に見えますけど、チタンでオーダーメイドなんですね。だから4万円ほど頂きます。

かぶせ物7~9万円とありますけども、セラミックであったら9万円ですし、ハイブリッドセラミックであったら7万円、銀歯であったら7万円になります。ですので、インプラント1本いくらかと言われれば、明確に36~38万円と答えられます。ただ二次手術した時に、1万円かかることもあります。

実際の計算方法は複雑になってまして、先程ブリッジの平均寿命が8年と申しましたが、インプラントは頑丈なので、インプラントの場合は歯が3本ない方ですと、真ん中の歯はブリッジで治療するんです。

ですから、歯が3本入ったからと言って36万円の3倍ではなくて、インプラント自体2本で済みますので実際の費用はもっと安くなります。

インプラントを可能にするため別途費用のソケットリフトについて

あと別途費用がかかる場合で先ほど申し上げた上顎洞は、年齢とともに下がってきます。また、奥歯もそうです。それを持ち上げないとインプラントは入らないですね。こういう方は結構多いんです。

上顎洞持ち上げる方法はいくつもありますが、そのうちでこの絵はソケットリフトというやり方です。ソケットリフトでは上顎洞の真下までドリルで骨を削ります。上の絵で茶色く見えている骨補填材というものを置いて、下からぎゅっと持ち上げると、骨補填材のところの上顎洞が持ち上がり、それと同時にインプラントを埋め込みます。骨補填材は数ヶ月で骨に代わります。これをソケットリフトと言います。

インプラントを可能にするため別途費用のGBR法について

一番多いのが、骨が痩せている人はすごく多いです。例えば骨が痩せているとインプラントはできないです。こういう風に骨の幅を増やしたり、高さを増やしたり、とにかく骨の量を増やす治療方法をGBR法と言います。これは、骨を増やす治療法として有名で、ガイデット・ボーン・リジェネレーションの略です。

骨誘導再生法とも言いますけど、どうやってやるかと言えば、歯茎を切ってインプラントを埋め込んで、骨を増やしたいところへ補填材を置いて、コラーゲンの膜を被せてピンでとめ歯茎を縫い合わせると、この補填材は3ヶ月で骨に変わります。

このGBRは何故骨に変わるかと言いますと、補填材の中に、自分の骨から出血して、補填材が血まみれになるんです。その血の中には未分化の間葉系細胞や幹細胞とかそういうセル(細胞)があり、それが骨に変わります。ちなみにコラーゲンの膜は骨の足場を作る方法となります。

さっきのソケットリフトと何が違うかというご質問を頂きましたが、骨を増やすという意味では一緒の事です。そういう意味では一緒ですが、ただ、物理的に上顎洞というものを持ち上げる方法の一つがソケットリフトと思ってください。補填材が骨に変わるという意味では一緒です。

GBR法は骨が結構増えますので、痩せていても大体インプラントはできます。

例えばものすごく骨が少ない方の場合は、出来ない時があって、それはどうやるかと言えば、前歯って骨が痩せやすいのですが、親知らずの奥の骨って痩せにくいんですね。親知らずの奥の骨をとって前歯に移植したりすることもでき、骨を増やせますので、インプラントを適応するというのはかなり増えています。



インプラント安すぎる医院、高すぎる医院って?

あと、高すぎる医院と安すぎる医院がありますので解説します。

安すぎる医院からご説明しますと、インターネットを見ると1本15万円~25万円など安すぎる医院があります。皆さん、安い医院が良いに決まってますよね。安い医院のホームページには「費用は安いけど技術は優秀です」という事が決まって書いてあります。

しかしそういった医院では現実にはどうなっているかといいますと、薄利多売方式になっており、大幅な治療の質の低下、難症例への対応不備(GBRやソケットリフトの失敗)、そして訴訟を多く抱えているというのが現実です。

大幅な治療の質の低下というのは酷くて、ある医院で失敗して、別の医院で治療をされている方すごく多いです。特に東京ですと格安の医院が多くて、そういう失敗が起きて、東京は歯科も大学病院もたくさんありますが、皆さん大学病院行ってインプラントのやり直しの治療を希望されても、治療は半年から一年待ちと現実にそうなっています。

最も酷いところは、かぶせ物の質を落としたり、アジア製のコピーインプラントをスウェーデン製と言っているところもあります。歯科医院の名前は言えませんが、梅田でもなんばでもあります。

インプラントの治療というのはとても難しくて、オプションが多くて丁寧で緻密な手術が必要です。あと、メンタル的な要素も大きいです。これは、例えば皆さん歯医者でしんどい思いや辛い思い色々されたかもしれませんが、そのような精神的なお気持ちを汲み取った治療をしないといけないです。

そして、インプラント手術をして上部構造が入ったら終わりではなく、全て残りの歯を守らなければいけない。それら全てを考えても安すぎる金額では無理があると思います。

一方、高すぎる医院ですが、インターネットを見たら1本60万円と書いてある医院が、私が見た限り一番高かったです。ただ、ネットに載っていませんが、本当は1本80万円~100万円でやっている医院も、大阪、京都で何軒もあります。

値段が高いから悪いと言う気は一切ありませんが、どんな最高の設備があろうが、どんな最高のセラミックを使ってかぶせ物を作ろうが、1本50万円~60万円という金額は、経費ベースを考慮しても普通ありません。高すぎます。

何故そんな高い費用がかかるのかというと、それは基本的には自由価格制であり、歯科医院が自由にインプラントの治療費を決めることが出来るということが原因となっていると思われます。