認知症と歯の関係

 介護が必要な方の歯のケアをどうするかは、今後かなり深刻な問題になってくると思います。ライオン歯科材のサイトによりますと、要介護者の方の歯磨きは、大きめのヘッドでやわらかいブラシを使い、主に口の中の粘膜を清掃するそうです。唾液の分泌が低下すると、口腔内が乾燥しやすく、口の中の自浄作用が低下するため、粘膜を含めたケアが必要とのことです。
 うがいや水の吐き出しが難しい方へのケアは、吸引機能付きの歯ブラシを使います。要介護の方向けの様々なオーラルケア商品が開発されていますので、関連サイト等でチェックしてみて下さいね。

 以下は、認知症と歯についての話題です。

【狂ノ一種から痴呆、そして認知症へ】
「認知症」は、2004年に「痴呆」から替わる呼称として世間に紹介され、予想以上に広く浸透した呼称となっています。広く浸透した理由の1つに、「痴呆」という呼称のネガティブな印象があったように思います。「痴呆」の「痴」は「おろか」「くるう」という意味であり、「呆」は「ぼんやり」「魂の抜けた」という意味があります。
そこから導かれる文字のイメージは、少なからず軽蔑、蔑視したものでした。明治5年の「医話類聚」では認知疾は「狂ノ一種」と記載されており、明治の末期に「狂」の文字を嫌い「痴呆」が提唱され、それが徐々に一般化していった経緯があります。認知疾の病態は現在と大きな違いはないにもかかわらず、その呼称は各時代の「本疾患」の捉え方によって大きく変遷してきたことが推察されます。つまり一連の呼称の変遷は、認知症に対する周囲の理解とともにあったといえます。(Vol.34 歯科衛生士引用)

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インプラントと虫歯

 抜けてしまった歯の代わりに、顎の骨に人工歯根を埋め込むという治療を、インプラントといいます。インプラントは自分の歯ではないから虫歯にならないんじゃないか?歯磨きしなくてもいいの?という疑問がわいてきますが、実際には、どうなのでしょうか?
 口の中の虫歯菌が歯についた糖質から酸を作りエナメル質を溶かしていくことで虫歯になります。インプラントは上部構造といわれる歯の部分が人工的なものなので虫歯にはなりません。しかし、歯みがきなどのケアをしなくていいというわけではありません。インプラント周囲炎という歯周病のような状態になってしまうと、インプラントを長持ちさせることができません。
 インプラント周囲炎は神経が通っていないので自覚症状がなく、進行してくるとインプラントの周囲の歯ぐきが腫れたり、出血などの症状があります。インプラント周囲炎の症状が進むと骨に埋めているインプラントの動揺が出てくることもあります。インプラント後のケアはとても重要になってきます。
 このように、インプラント治療は、オペが終わったからといって、それで終わりではなく、むしろその後のケアが重要です。毎日の丁寧な歯磨きはもちろん、数か月に一度の歯科医院での定期検診も、欠かさないように受診することをお勧めします。