総入れ歯の方の場合はオールオンフォーという治療法があります



 総入れ歯をしておられる方の多くは高齢者の方だと思います。「私は70歳ですが、インプラント出来ますか?」といったご質問をいただくことがありますが、高齢者の方でもインプラントは可能です。ただし、若い方と違って、骨がもろい方が多いことや、歯が抜けてから何年も入れ歯を使っていたために顎の骨が痩せてしまって、インプラントを埋め込む前に、まず造骨の処置をしなければならない場合もあります。

 入れ歯は歯ぐきの上に乗っているだけなので、本来の歯を支えていた顎の骨は使われなくなり、時間の経過とともに骨が痩せて行ってしまいます。更に高齢者の方は、インプラントが骨と結合するのに、若い方よりも時間がかかる傾向があります。これは身体の新陳代謝が加齢のせいで衰えているためで、仕方のないことだと思います。

また高齢者の方には歯周病になっている方も多く、その場合はインプラントの前に歯周病の治療が必要になります。歯周病を治療するには歯科衛生士によるクリーニングを定期的に受けていただくことが一番効果的です。その際にもし歯みがきが十分に出来ていない部分があれば、歯みがき指導も行います。もちろんご自宅での歯みがき等のセルフケアも重要ですので、みがき残しがなくなるように毎日のケアをがんばってくださいね。

他にも糖尿病の方や喫煙者の方は、インプラントがなかなか骨に結合しない等、インプラントに適さない場合がありますので、まずは一度、歯科医院に相談してみて下さい。

 一般的に、年齢が若い場合は顎の骨もしっかりとしていますので、殆どの場合、問題無くインプラントが出来ます。インプラント治療後には、これまで食べれなかったピーナッツなどの固い豆類や、お煎餅なども噛めるようになりますし、入れ歯のように、食べ物が挟まって痛いということもありません。

 総入れ歯の方には、インプラント4~6本で全ての歯を支えることのできる「オールオンフォー(all-on-4)」という治療法もありますので、お近くの歯科医院にご相談下さい。北大阪インプラントセンターでは、無料電話相談を行っており、専任のカウンセラーが電話をお受けしますので、何でもその場でおききになれます。

患者さんのホームケアの考え方(診断2)

 インプラント治療が終了すると、患者さんはご自身で毎日のデンタルケアを行い、数か月に一度歯科医院で定期検診を受けていただくことになります。以下は、インプラント治療後の患者さんの骨の吸収についての記事からの抜粋です。

 最近の経年的研究によると,よくメインテナンスされた患者においては,支持骨の喪失はほとんどないか,最小であることが示されている.感染の臨床症状を認めない場合は,インプラント植立後1年で,その後は2年に1回撮影する.もし感染の徴候を示す場合(例えばBOP,排膿およびプロービングデプスの増加)は,辺縁の骨喪失の範囲を確認するためにX織を撮る.
5 インプラントの動揺
 インプラントが動揺するということは,骨統合がなくなってきたことを意味するので,このようなインプラントは撤去することになろう.
2-5インプラントの動揺
 インプラントが動揺するということは,骨統合がなくなってきたことを意味するので,このようなインプラントは撤去することになろう.(2004 現代の治療指針引用)

 インプラントについてのご質問は、北大阪インプラントセンターの電話相談をご利用ください。来院される場合は、インプラントの初診相談がご利用いただけます。どちらも無料で行っておりますので、お気軽にご利用ください。