大阪市住之江区40代女性:左下奥歯にインプラントを1本埋入



大阪市住之江区の40代女性の症例です。
左下奥歯はブリッジにされていましたが、食べ物が挟まりやすい、硬いものを噛みたいときに力が入らないというお悩みがあり、来院されました。

奥歯をブリッジにした場合、力の入り具合は天然の歯の50~60%くらいに減ってしまいます。硬いものをガリガリ噛むのがお好きな方には、物足りなく感じるかもしれませんね。

天然の歯とブリッジ、入れ歯、インプラントで噛む力はどの位違うのか


天然の歯で噛む時の力は、成人男性の奥歯で約60kgといわれています。女性はやや弱く、約40kgです。男女ともに、歯をかみしめた時にはこの位の力が出ています。なかなか強い力だと思われませんか?
健康な歯であれば、硬い豆でもバリバリ噛み砕くことが出来ます。

入れ歯の場合は、部分入れ歯で天然の歯の30~40%くらいの力が出ます。これが総入れ歯になると、10~20%に減ってしまいます。
思った以上に噛む力が出にくいということになります。

ブリッジの場合は前述しましたが、天然の歯の50~60%程度の力で噛めます。天然の歯と比べるとかなり弱い感じがしますが、入れ歯よりははるかに噛めます。

最後にインプラントですが、天然の歯とほぼ同じくらいの強さで噛めますので、とにかく強い力で噛みたいというご希望をかなえるには、インプラントが最適です。

インプラントが良く噛めるのは構造上の性質によります


食事のときには最低30回は噛みましょうとか良く言われます。ものを食べる際には必ずしも力いっぱい噛んでいるわけではありませんが、それでも一回の食事で何百回も噛みますので、歯にかかる負荷は相当なものになります。

天然の歯は噛む時の負荷を何十年も支える構造になっています。入れ歯は歯ぐきの上に乗っているだけですので、これほどの力は出ません。ブリッジもまた、2本の歯で3本分の仕事をするため、真ん中の歯がない部分ではあまり力が出ないような構造になっています。

天然の歯に近い力を出せるのがインプラントです。クッションとなる歯根膜はないものの、インプラントは骨に埋め込みますので、噛む力を顎骨が支える形になり、天然の歯に近い力が出せます。


歯は、食べ物を細かく砕くための機能だけでなく、発音にも影響を与えますし、身体全体のバランスにも関係します。噛むことが脳に刺激を与えることも、様々な研究でわかってきました。

歯の機能としてはもちろんしっかり噛んで食べられるということが重要ですが、それ以外の機能も身体全体という視点では無視できないくらい大きなものです。歯を大切にし、長く使えるように心がけましょう。

  • 2017年10月17日

大阪府大東市60代女性:左右の下あご奥歯にインプラントを埋入



 大阪府大東市60代女性の症例です。
下顎の左右の奥歯合計3本を失ってから、ずっと入れ歯を使っておられます。

 食事の際に思うように噛めないことが長年の悩みで、歯のない部分をインプラントにすることで噛めるようになるのか相談にみえられました。両方の下の奥歯がないため、左右どちらも噛みづらいというのが大きな問題です。これらの歯を何とか噛めるようにしないといけません。

 治療法としてはインプラントが最適と思われますが、患者さんの骨の状態や全身の健康状態を調べて、最終的にインプラント治療が可能かどうかを判断しなければなりません。
実はこの患者さんはお若い頃からヘビースモーカーで、お子さんが小さい間は何とか吸わないようにしていたそうですが、お子さんが成人してから本数が多くなりがちとおっしゃっておられます。どうやらそれがインプラント治療を受ける際の一番の問題点になりそうです。

タバコのインプラントへの悪影響


 インプラント治療をなさっている先生の中には、喫煙者の患者さんにはインプラント治療をしないと言いきっておられる方もおられます。その位、タバコを吸うことはインプラントにとって大きなリスクになります。

 当院では喫煙者の患者さんにもインプラント治療を行いますが、特に骨を作る処置が必要な患者さんに対しては、治療期間中に禁煙していただくようにお願いしています。完全にタバコを辞めることは難しいとは思いますが、インプラント治療を成功させる為に、一定期間の禁煙をお願いしたり、または出来る限り本数を減らすなどのご協力をしていただいております。

 では、どうして喫煙がインプラントにとってそれほど害になるのでしょうか。
一つには、一般的に喫煙者の方は感染のリスクが高いということがあげられます。インプラントの埋入後、歯肉に炎症が起きやすく、治りが遅くなってしまう恐れがあります。

 次に、インプラントと骨が結合しにくいということです。インプラントは骨に埋め込まれ、骨としっかりと結合することで頑丈な義歯を作ることが出来ます。インプラントと骨がしっかり結合しないと、義歯はぐらぐらになりうまく噛めないことが予想できます。

 最後に、喫煙者の方の場合、タバコを吸わない方と比べて歯周病やインプラント周囲炎になりやすく、その結果インプラントが長もちしないということがあげられます

 殆ど全ての患者さんがインプラントを長持ちさせたいとお望みだと思います。このように喫煙はインプラント治療をする上で失敗原因となりますので、出来る限り禁煙していただき、インプラントを長く使っていただきたいと思います。

  • 2017年10月16日

大阪府藤井寺市60代女性:左上奥歯にインプラント3本埋入



 大阪府藤井寺市60代女性の症例です。
左上奥歯をなくされてから入れ歯を使っておられましたが、どうしても使い心地が悪いということで相談にいらっしゃいました。

 拝見したところ、入れ歯が動きやすく安定していません。食事のときに外れてしまったり、噛みにくかったり、日常生活の中で様々な不自由を感じておられました。

 更にお話を伺うと、固定式の義歯で治療をしたいとのご希望があり、インプラントを検討することになりました。
しかしインプラントに対しては、痛そう、怖いという印象をお持ちのようでした。

インプラント治療には痛い、危険というイメージがある?


 入れ歯が合わなくて困っている方にとっては、異物感のないインプラントはお勧めの治療法です。ご自身の歯と同じような感覚ですので、歯みがきもしやすく、インプラントだからといって特別なケアは必要ありません。

 ただし、歯周病は天然歯だけでなくインプラントにとっても大敵ですので、長もちさせるためには毎日のケアをよりていねいに行うようにしなければなりません。

 さて、インプラント治療ではあごの骨にチタン製の人工歯根を埋め込みます。そのため簡単な手術が必要で、痛いんじゃないか?危険はないのか?と心配される方もおられます。

 実際にインプラント治療を受ける患者さんは増えているのですが、骨に穴をあけなければならないということで、数年前にはメディアでインプラントの危険性が強調され、インプラント治療は危ないという認識を持たれた方も多くおられると思います。

 そのため、治療法の一つとしてインプラントをお勧めした場合に、怖い、痛そう、とおっしゃる患者さんもおられ、当院では患者さんの不安や疑問を解決するために、必ず十分なご説明をしております。

 インプラントは決して新しい治療法ではなく、現在では多くの臨床結果が蓄積され、治療としては成熟したものになっています。日本全国で年間約30万件ほどの手術が行われているとも聞きます。

 当院ではインプラントのことをより詳しく知っていただくために、ホームページやこうしたコラム等でご説明しています。

インプラントが怖い方には静脈内鎮静法で眠っている間に手術が出来ます


 とても怖がりの方や、歯科恐怖症の方にお勧めなのが、点滴で麻酔をする静脈内鎮静法です。全身麻酔ほどの大げさな麻酔ではなく、患者さんが軽くうたた寝をしている間に手術を終えることが出来ます。

 静脈内鎮静法を使うと、患者さんはとても楽に手術が受けられます。もちろん入院の必要はなく、手術が終わって少し休んでいただくだけでお帰りになれます。そのためインプラントの埋入本数が多い場合にもお勧めしています。

 インプラントがどうしても怖いと感じておられる方は、一度ご相談下さい。当院では無料で相談できる相談専用ダイヤルがあり、専任のカウンセラーがお悩みやご質問にお答えします。どうぞお気軽にお電話下さいね。

  • 2017年10月04日

大阪市福島区50代女性:右側の下顎奥歯にインプラント2本埋入



大阪市福島区の50代女性の症例。
右下奥歯をブリッジにしていたのですが、支えている歯が中で虫歯になってしまい、数年前に抜歯したそうです。

それからずっと主に左で噛んでおられましたが、両方で噛まなければ顔が左右でアンバランスになり、気づいた時には顔が歪んだりして大変なことになるのではと心配になって相談にみえられました。

片側でばかり噛むと顎がずれて顔が歪んでくる危険がある


片側の顎でばかり噛んでいると、噛んでいる側の顎を動かす筋肉ばかりが使われて緊張状態になり、反対側の筋肉は逆にゆるんだ状態になります。そのアンバランスが顎がずれる原因になります。

顎がずれて歪みができることで、全体の歯並びに悪い影響を与えるだけでなく、顔全体も左右で歪みが生じるようになります。例えば目の高さや大きさが左右で違っていたり、笑った時の口角の位置や法令線の出方にも左右で違いが出る恐れがあります。
歯や顔だけでなく、全身の骨格のずれにもつながるという臨床結果もあります。

それを防ぐには歯のない部分に義歯を入れて、咬合を回復させ、左右で均等に噛めるようにしなければなりません。

入れ歯かインプラントか患者さんに合う治療はどっち?


欠損歯は右下の奥歯2本です。一番奥の歯がありませんので、この場合はブリッジは出来ません。
残った選択肢は入れ歯とインプラントということになります。

患者さんのお母さんが入れ歯が合わないために食事のたびに痛みがあり、とても苦痛を感じておられるとのことで、入れ歯には難色を示されました。しかし正しい選択をするために、入れ歯のメリットとデメリットについてもご説明をさせていただきました。

その後、インプラントについて詳しくご説明し、患者さんと話し合いながらどちらの治療がより患者さんのご希望に添えるかを探っていきます。

しっかり噛めることを優先するのか、治療期間が短い事を希望されるのか、費用を出来るだけ抑えたいのか、患者さんによってご要望は様々です。それらを総合的に考えあわせて、一番良いと思える治療法に決定します。

インプラントの場合はCT検査の結果、手術が出来ない場合もありますし、骨造成を行うことで手術が可能になる場合もあります。
患者さんお一人お一人の状態をしっかりと把握して、選択肢を絞っていきます。
そうすることで、最終的に患者さんと担当医によって一番良い治療方法を決定することが出来ます。

インプラント治療を受けるにあたって、治療内容がよく理解出来ないまま手術を受けられ、不安に思いながらも治療が進んで行くといったことが絶対にないように、当院では治療についての説明に力を入れています。
そして患者さんが納得されてから実際に治療に入りますので、ご安心くださいね。

当院には無料の相談ダイヤルもございますので、治療期間中だけでなく、インプラント治療後も何か気になることがある場合はいつでもお気軽に相談することが出来ます。
より安心安全な手術を目指して、ドクター、スタッフが一丸となって取り組んでおります。

  • 2017年09月25日

東大阪市60代女性:左下奥歯にインプラントを2本埋入して治療



東大阪市60代女性の症例です。
左下奥歯のブリッジ部分の調子が悪く、何となく歯が浮いているような感覚で噛む時に力が入らないという症状で来院されました。
ブリッジは20年近く前に治療されたとのことで、レントゲンで見るとブリッジを支えている歯の一方が中でむし歯になっていました。

ブリッジを外して虫歯治療を行いましたが、かなり深い虫歯で多く削る必要があり、元通りのブリッジにするのは不可能で抜歯が望ましい状態でした。

一番奥の歯でしたので、これを抜歯すると2本連続で歯を失うことになります。
しかしどうしても歯を保存することが出来ず、抜歯しなければなりませんでした。

抜歯後の治療は、入れ歯かインプラントかの2択ということになります。
入れ歯には抵抗があるとおっしゃったので、インプラントで治療することに決まりました。

患者さんのご希望がインプラントであったとしても、インプラント手術が可能であるかどうかは、CT撮影をして骨や血管の状態を把握しなければなりません。
患者さんには持病はなく、喫煙もされないために健康状態には問題は全くありませんでした。

下あごの奥歯にインプラントを埋入する際には、インプラントを埋め込むだけの骨が十分にあるかが重要です。そのためCT撮影のデータを様々な角度から分析し、骨の幅や高さ、神経の部位を確認します。骨幅が足りない場合は人工的に骨をつくる処置を行いますので、それさえ行えば殆どの方がインプラント手術可能になります。

骨の高さが必要な理由は、インプラントを埋め込んでも神経や血管を傷つけることのないように安全な位置を確保するためです。神経を傷つけると唇の麻痺がおこりますので、下歯槽神経を絶対に傷つけないように手術を行います。

骨の幅や高さ、神経の通っている場所を知るためには、CT撮影が欠かせません。そのため、インプラント手術を受ける場合は必ずCT撮影を行ってそのデータをもとに治療計画をたてている医院を選んで下さい。これはとても大切なことです。

事前にCT撮影をしていれば、そのデータをもとに立体的なシミュレーションができますので、安全な治療計画を立てることが出来、結果として危険のない位置にインプラントを埋入出来ます。

インプラント治療には安全性が最も重視されます。患者さんに安心して手術を受けていただけるように、当院では経験の豊富なドクターが手術を行います。

また、事前にご説明を十分に行い、患者さんに治療内容に関して納得していただかない限り無理に治療に入ることはありません。医師が治療の説明を十分に行い、患者さんが治療内容に同意することをインフォームドコンセントといいますが、当院ではこれを徹底させておりますので、ご安心くださいね。

  • 2017年09月22日