インプラントの基礎知識

インプラントの種類やメーカーについて教えて

インプラントの種類やメーカーについて教えて

多くのインプラントメーカーが様々な種類のインプラント体を供給しています。

どのメーカーのどのインプラントを患者さんに埋入するかは、歯科医師の裁量となります。どのインプラントを使うかは、事前に検査をして治療計画を作成することで決まります。

患者さん側にとってもご自身のお口の中に入るものは信頼出来るメーカーのものを使用している歯科医院を選ばなければなりません

インプラント体には様々なメーカーの製品がある

歯科用のインプラント(人工歯根)には様々な種類があります。それぞれのメーカーのホームページには多種多様なインプラント体が掲載されており、形状によって製品名が違い、長さや太さのバリエーションがあります。

また、歯科医院毎に様々な種類の違うインプラントメーカーの製品を使っていることがありますが、これはそれぞれのメーカーによってインプラント体にも違いがあり、より担当医が使いやすく、患者さんの症例に適したものを選んでいるためです。

インプラントのメーカーや種類が重要な理由

インプラント体のメーカーや種類は、実際に手術をする担当医によって決定されます。どのインプラントメーカーの製品を使用しているかは、術後のアフターケアにも関わってきますので、患者さん側でもある程度は知っておられた方が良いと思われます。

日本国内のインプラントの販売元やブランドについて

日本国内でのインプラントの販売元は3つに区分されます。

  1. 100%外国資本の外資系企業の日本支社
  2. 日本の輸入販売会社
  3. 国内製造販売会社

これらの販売元は、直接もしくは歯科用品販売ディーラーを経由して歯科医院や病院に製品を納入しています。

日本のインプラント会社を含めて現在では約20のブランドのインプラントが流通しています。

それぞれのブランドでインプラントの形状、長さ、直径(太さ)、表面性状の違うインプラントを販売しており、会社の歴史や販売期間に長短があります。

メーカーによる独自のインプラントの表面性状、種類がある

インプラントのネジの部分の表面に施されているコーティングのことを表面性状といいます。

コーティングは、金属で出来ているインプラント体が骨と結合するため大切な要素の一つです。インプラントの種類には

インプラントの種類は、恐らく数百程度はあると思われます。それぞれに使用するアバットメントなどの関連製品もそれぞれのインプラントメーカーから独自のものが販売されています。

信頼できるインプラントメーカーとは?

信頼できるインプラントメーカーを考える時に一番大切なことは、将来にわたってインプラントの部品を供給してくれ、製品に対するサポート体制が整っているということです。

将来、インプラントと上部構造(被せ物)を連結するためのアバットメントが、何らかの不具合が起こって交換が必要になった時に、メーカーから同じアバットメントをすぐに取り寄せて再治療が出来るかということは、重要なポイントです。

また、国内・国外問わず、必要な時に必要な部品の取り寄せが可能であるということも、確認しておくべきポイントです。

それ以外では、企業の吸収合併が行われて製品の内容が統合され、現在使用しているのと同じ部品が手に入らなくなるということが怒らないよう、今後最低でも20年程度は在庫を保持することの出来る信頼できるメーカーの製品を使用することも重要です。

世界4大インプラントメーカーとは?

ストローマン、ノーベルバイオケア、ジンマーデンタル、アストラインプラントは、世界4大インプラントメーカーと呼ばれ、世界的に高く評価され信頼されています。

ストローマンインプラント

ストローマンインプラントは、スイスに本拠地を置くインプラントメーカーで、世界のインプラントメーカーの中でも非常に長い歴史があり、世界のトップシェアの地位をキープし続けています。

ノーベル ブローネマルクインプラント

ブローネマルクインプラントはスイス生まれのシェアの高いシステムの一つです。骨との結合が非常によく成功率の最も高いシステムです。世界中の大学病院や研究機関でデータを集計した結果、10年間の長期データが生存率97%という高い生存率となりました。

アストラテックインプラント

アストラ(アストラテック)インプラントは、スウェーデンのアストラテック社が製造しているインプラントシステムです。

アストラインプラントはタイオブラスト(TiOblast)と呼ばれる表面性状をもち、二酸化チタン(TiO2)の粒子をインプラント体表面に吹き付けて表面をブラストし、表面を2~10μmの均一な粗造面にして、インプラント体と骨組織との結合をより強固にします。

まとめ

インプラントの種類やメーカーについてご説明しました。インプラントは上部構造を取り付けたら終わりではなく、その後のメンテナンスによってインプラントが長く使えるかどうかが左右されます。インプラントや他の歯を守るために、定期健診は必要不可欠です。ぜひ年に数回の定期健診を忘れずにお受け下さい。