インプラント

インプラント手術後(主に手術当日)の注意点は?

インプラント手術後(主に手術当日)の注意点)

インプラントは外科手術が必要なため、手術後どのように過ごしたら良いのか不安になる方も多いと思います。インプラント治療後の注意点をまとめましたので、ご一読いただければと思います。



手術後1回目のお食事は麻酔が切れてから

インプラント手術時の麻酔は3~4時間程度で切れますが、それまでは物を食べたりしにくいため、お食事は麻酔が切れて口の中の感覚が戻ってきてからにしてください。

それまでにお腹がすいたら、野菜ジュースやゼリー飲料などの飲み物で我慢してくださいね。そして、麻酔が切れるまでは、熱いものも避けた方が安全です。


手術当日はアルコール厳禁

麻酔が切れたらお食事が出来ますが、アルコールの摂取は控えてください。お酒を飲むと血流が良くなり、インプラント手術後の傷口の出血が止まりにくくなるためです。

特に手術当日の飲酒は厳禁です。刺激物も控えていただき、食事はなるべくやわらかいものを選んでいただくようお願いしています。


手術当日の歯みがき

手術当日は、食後に簡単にうがいをして口全体をきれいにしましょう。

翌日は食後は少し念入りにうがいをし、食事以外の時も時々うがいをしましょう。水のうがいや、リステリン、イソジン等殺菌の効果があるものをお使いいただくと良いと思います。

歯みがきについては、手術した部分を避けるようにして、それ以外の歯はきちんと磨いてください。手術した部分には触れないように気をつけましょう。舌で触れるのも厳禁です。


手術当日の仕事、運動、入浴


手術当日は、軽いお仕事なら可能ですが、入浴、運動は控えて、安静に過ごしてください。

このような注意点は、手術後に患者さんに直接お話させていただいておりますので、ご安心ください。



壊れたりすることはありませんか?

「インプラントは壊れたりすることはありませんか?」というご質問にお答えします。

 せっかくインプラント治療をして快適に食事ができるようになっても、もし壊れてしまったら・・と、不安に思われる方が多くおられます。インプラントはまだまだ新しい治療法で、今後どうなるかわからないと思われている方も多いです。

 確かにインプラントの技術は最先端治療で、まだまだ新しい分野と言えるかもしれませんが、長年にわたる研究と多くの臨床データによって確立された治療法で、世界の五十カ国以上で治療が行われています。

 長年の研究の積み重ねによって、安全性が高く強固な、現在のインプラントの構造が生まれました。そのため、インプラント本体が折れて骨がダメージを受けるということはありません。
インプラント本体の上に取り付けられている上部構造も、セラミックで作られているため、とても丈夫です。

 必ず何年持つという言い方は出来ないのですが、スウェーデンのアデル教授によって「90パーセント以上の方が15年以上安定して使用している」という内容が発表されており、殆どの方がインプラントを安定して使い続けているというデータが数多くあります。

 また、当院では、インプラント本体は10年間、上部構造は5年間の保証期間をもうけておりますので、安心して治療を受けていただくことが出来ます。


インプラントと喫煙の関係


 インプラント治療のためには、出来るだけ喫煙をやめていただくことが望ましいです。
ヘビースモーカーの方の場合、インプラント体が骨と結合しにくいという臨床結果が出ています。

 どうして喫煙がインプラントに良くないかといいますと、喫煙することによって体内に取り込まれたニコチンが血管を収縮させたり、血流を阻害するような働きをしたり、白血球の機能障害を起こすと言われています。
これらのことが合わさってインプラント体と骨との結合がしにくくなり、手術の際の傷の治りも遅くなります。

 インプラントが骨と結合しなければ、ぐらぐらした義歯になってしまいます。
これはインプラントの失敗を意味していますので、普段喫煙される方も、インプラント手術前と手術後の一ヶ月間は禁煙するようにお願いしています。

 喫煙は歯周病にも良くないと言われていますので、健康のためには出来ればインプラント治療の間だけでなく、ずっと禁煙していただくことが望ましいです。