
インプラントはもちろん1本からでもできます。歯を1本失った場合、数本失った場合、すべて失った場合、ケースに応じたインプラント治療があります。
目次
インプラント治療の様々なニーズについて

インプラント治療を受ける方が歯を失った理由には、様々なケースがあります。
- 転んだり、何かにぶつかったり、高い所から落ちたり、スポーツ中にケガをしたり、 バイクの運転中の事故などで前歯を失った
- 虫歯が酷くなって抜歯しなければならなかった
- 歯周病で歯を失った
- ブリッジや入れ歯の支えにしていた歯がダメになって抜歯になった
若い方の場合は、部分入れ歯を入れるよりもインプラントを選ぶ方が多いです。それには、入れ歯を入れることに対する精神的な拒否感や見た目の悪さ、入れ歯をつけたり外したりするのを他人に見られたくない等、入れ歯に対する様々なマイナスイメージによる理由があります。
また、高齢者の方が今まで使っていた入れ歯をインプラントに変えたいと希望されるケースも多いです。
心理的な要因だけでなく、インプラントは入れ歯やブリッジと比べると噛む力が強いことなど、機能的な理由でインプラントを選択される方も多くおられます。
歯を1本だけ失った場合にインプラント治療を受けるメリット

インプラント治療のメリットは、他の歯を傷めないということです。歯を失った場合の治療法は「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」の3つです。ブリッジ、入れ歯の場合にどうして他の歯を傷めることになるのかをご説明します。
1本だけ歯を失ってブリッジで治療した場合

1本だけ歯を失った場合にブリッジでの治療を受けると、両隣の歯を削って3個連結の被せ物を取り付ける必要があります。両隣の歯はかなり削ることになり、神経を取らなければならない場合もあります。被せ物と歯の境目から虫歯になる可能性もあり、両隣の歯を傷めることに繋がります。
1本だけ歯を失って入れ歯で治療した場合

1本だけ歯を失った場合に部分入れ歯で治療すると、両隣の歯にバネをかけて入れ歯を安定させることになります。入れ歯をつけたり外したりする際にも力がかかり、バネをかけた歯を傷めることになります。
毎日入れ歯を取り外して洗浄しないと雑菌が繁殖して臭いの原因になりますので、しっかり洗って清潔に保つ必要があります。
1本だけ歯を失ってインプラントで治療した場合

インプラントは失った歯が埋まっていた骨の部分に人工歯根(インプラント体)を埋め込んで、その上に被せ物を装着します。そのため他の歯を削ったりバネをかけたりする必要がなく、他の歯を傷めることがありません。
歯を1本失った場合のインプラント

インプラント治療の流れ
初診カウンセリング
必要に応じて虫歯や歯周病の治療
必要に応じて骨造成
一次手術
二次手術
アバットメント装着・仮歯
上部構造の装着
メンテナンス(3ヶ月に一回程度)
インプラント1本の価格
大阪インプラント総合クリニックのインプラント1本埋入時の価格をご紹介します。参考としてご覧ください。※価格は変更される場合があります。

まとめ
歯を1本だけ失った場合のインプラント治療についてご説明しました。インプラントは歯を失った本数が1本であれ、数本であれ、全ての歯を失った場合であれ、それぞれに対応することが出来ます。もちろんブリッジや入れ歯にすることも可能で、ブリッジや入れ歯なら保険適用のものもありますので、歯科医院にご相談ください。