インプラント

インプラントは高すぎですか?どうして治療費が高いのか?

インプラントは高すぎですか?

インプラントは「高い」「高すぎる」と思っておられる方は多いと思います。インプラントのデメリットの中でも特に大きなデメリットは、費用がかかるということです。虫歯治療などの保険適用で支払う金額とは訳が違い、高価であるという理由でインプラントを諦めてしまわれる方は実際にとても多いのです。

インプラントってどうしてそんなに高いの?

費用が高すぎるという問題さえ解決できれば、もっと多くの人々がインプラントの技術による恩恵にあずかれるはずなのに、インプラントの治療費は何故これほど高いのでしょうか。それはインプラントが歯科医師にとって、専門的なスキルや知識が必要な治療だからです。

インプラントは保険適用外の自費診療なので高い

インプラント治療には保険が適用されませんので、治療費は全額が自己負担になります。インプラントのように高度な治療とされているものは、国が定める必要最低限の健康を維持するための治療にはあてはまらないのです。インプラントの治療費が高すぎると感じるのは、まず保険がきかないという事情があるからです。

自費診療扱いなので、インプラントの治療費は各々の医院が独自に設定する価格となります。そのためインプラントの治療費は歯科医院によって高いところや安いところがあるのです。人工歯根、土台、かぶせ物などの材料の料金と、歯科医の手術代、以上を含めて価格設定しているクリニックが一般的です。

インプラントはそもそも材料代が高い

格安インプラントをうたっている歯科医院を除いて、通常はスウェーデン製やアメリカ製などの、世界中で安全性が高いと認められているインプラントを使用しますので、材料費がかなりかかります。

そのため、どうしても入れ歯やブリッジに比べて費用が高すぎると感じるのは、致し方ないことかもしれません。

インプラントに必要な機材が高い

歯科用CT

歯科用CTをはじめとする、インプラントのための診断や手術に必要な機材は、最新のものを揃える必要があります。どれも医療用の精密機器ですので、お安い価格ではありません。

インプラントの為の材料と同じで、安全性を第一に考えますので、治療のための機材は安いもので済ませるというわけにはいかないので、どうしても高すぎと感じる料金に繋がってしまいます。

医師の技術習得のための費用がかかる

歯科医師は治療内容にかかわらず、常に勉強を続けて技術を磨いています。インプラント手術は口腔外科という診療科目になり、インプラントの担当医は口腔外科に関連する学会に所属していたり、新しい技術を学ぶための講習会に出席したりして、勉強を続けています。わざわざ海外に出向いて最新の技術を習得する歯科医師もいるのです。そのための費用も、治療の代金に含まれます。

インプラントは高いというデメリットが大きい気がする!

もし、インプラントが保険のきく治療であれば、患者さんの負担が減ってどんなにいいかと思います。ただ、現実的に保険適用外です。

現在のインプラントの平均的な価格は、1本約40万円位でしょうか。ですが、相場よりも高い1本50万円くらいで治療されている歯科医院もあります。インプラントは高くてとても払えないと感じるか、それともこの金額なら可能と感じるか、それは個人によって違いますよね。

歯周病で歯を1本失ったのでも患者さんにとっては大変なダメージですが、複数または全部の歯がないいうことになると、インプラントをすれば莫大な金額がかかってしまいます。複数の歯を治療をする場合、やはり保険適用できるブリッジや入れ歯で治療したい、咬む力が減るのは仕方がないと諦めるのも、ある意味納得できます。

デンタルローンで毎月の支払額を抑える方法

殆ど歯科医院ではローン会社と契約しており、歯の自由診療に特化して使える低金利のローンを患者さんにご紹介することが出来ます。ローン会社によってはお申し込み前に毎月の支払額を概算で計算するサイトもあり、毎月いくらくらい支払っていけばよいのかがわかり、ご利用しやすくなっています。

デンタルローンではお申込みにあたって審査がありますが、成年で定期的に収入のある方でしたら問題なく審査に通ります。

デンタルローンは通常のローンよりも扱っている金額の幅が広く、支払い回数も柔軟に設定することが可能です。毎月いくらくらいなら無理なく払えるかをお考えいただいて支払い回数を設定することで、患者さんの支払いに対する負担を少しでも軽く出来るかと思います。

また、歯科医院によっては独自の分割払いのプランを持っているところもありますので、インプラント治療の契約前にご確認ください。

少しでもインプラントの費用の負担を減らすためには

医療費控除

インプラントは医療費控除の対象になりますので、確定申告でインプラントにかかった治療費を申告すれば、その年に納めた所得税からの還付を受けることが出来るので、実際にかかる医療費が軽減されます。

医療費控除とは、1年間にかかった医療費を申告すれば、控除所得に応じて一定の金額が控除される制度のことです。医療費控除を受けるには、自分で確定申請をする必要があり、申請をしない限り控除されることはありません。

医療費控除の医療費として認められているものは、病院にかかった際に支払った費用に加え、薬局で購入した風邪薬などや(健康維持を目的としたサプリメント等は対象外です)、病院まで公共交通機関を使用した際の交通費(タクシー代は対象外です)などです。

インプラントの治療費全体を医療費控除で申告するとしたら、いくらくらい戻って来るかの概算を知ってからインプラント治療をするかどうかを検討するのも良いでしょう。近年ではスマホを使って簡単に確定申告が出来るようになりましたので、医療費控除を使って少しでもインプラント治療費の負担を軽くしましょう。

確定申告のやり方は変更されている場合がありますので、国税庁のホームページで最新の情報を確認しましょう。

インプラントの基本的な知識はどこで手に入れるべき?

インプラント治療は、世界的にかなり普及しており、信頼のおける医師に治療してもらえれば安全な治療法といえます。ただ、患者さん自身にとっては身体に金属を埋め込む未知なる治療法ということになると思います。何事も初めて体験する治療は受け入れがたかったり、不安が生じたりするのは当然のことです。

歯科医師はインプラントがどのような治療かというのは当然熟知していますが、患者さんにとってはそのような未知の治療に多額の費用をかけるには、かなりの勇気が必要なはずです。複数の歯を治療する場合、保険でない入れ歯やブリッジと比べても、インプラントの値段は高いため、高すぎると感じてとても治療に踏み切れないと感じる方も多くおられます。

そんな時に、インプラントについての基本的な知識があるかないかでは、全く違います。

もっといえば、インプラントだけでなく、入れ歯やブリッジについても知識があれば、それらの治療法と比べてみて、メリット、デメリット、健康面に及ぼすものはないかなどをじっくり一つ一つ比較しながら決めることができるため、更に良い選択が出来ます。ホームページなどを比較検討なさるのもある程度の知識は入ってきますが、信頼できるドクターかどうか知りたい場合は、無料カウンセリングや無料セミナーなどで実際に相談して見極められるといいかもしれません。

まとめ

 

高すぎると感じるほどの高額な治療費のかかるインプラントですが、治療後に得られる「自分の歯のように噛める」「自分の歯と見分けがつかないくらいきれい」というメリットも大きいといえます。納得のいく治療を受けられるように治療のメリットとデメリットを比べることも大切です。