インプラント治療前・治療後の疑問

他人が見てインプラントだとわかりますか?

他人が見てインプラントだとわかりますか

他人から人工の歯であるとわかるか?天然の歯と見分けがつくか?インプラントの見た目は、前歯の場合は特に気になると思います。インプラントの見た目についてご説明します。

見た目ではまずインプラントとはわかりません

前歯のインプラント

上の症例写真は、前歯にインプラントを1本埋入し、ジルコニアセラミック冠を被せた症例です。このように、周囲の歯と色や形がよく馴染んでおり、天然歯のような艶や透明感もありますので、見た目でインプラントだとはわかりません。

インプラントは構造上、セラミックなどで作られた上部構造の部分のみが歯茎の上に見えます。歯ぐきが退縮して歯茎の上にインプラントの土台部分が露出していない限り、天然歯と同じような見え方になります。

そのため、ご自分からインプラントの歯であることを言わない限りは、見た目でインプラントとわかることはまずありません。

歯茎の上に見えている上部構造(被せ物)の部分も、天然歯に似せた形に作られており、色も周囲の歯の色調に合わせて作られますので、インプラントと天然歯の区別がつかないくらいきれいな状態になります。

希に周りの天然歯よりも白い上部構造を希望される患者さんがおられますが、上部構造を周囲の色よりも明るい色で作ってしまうと、逆に目立って不自然に見えることをお話ししております。

天然歯と見分けがつきにくいセラミックやジルコニアの上部構造

前歯のインプラントの症例拡大

インプラントの上に被せる上部構造には様々な素材がありますが、一般的にはセラミックかジルコニアセラミックが良く使われます。それは、人工歯の色合い、光沢、透明感、質感が周囲の天然歯にとても良く馴染んで、見分けがつきにくいからです

セラミックやジルコニアで上部構造を作ると、周囲の歯の色と殆ど変わらない色調に仕上げることが出来、歯科技工士が天然の歯の形状に限りなく近い上部構造を一つひとつ手で作製しますので、前歯であっても違和感なく見えます。

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インプラントは違和感なく喋れる?発音はおかしくならない?

他人との会話

入れ歯は空気が抜けてしまって正確な発音がしにくくなるものですが、インプラントは発音に影響が出ることはありません。治療後すぐはまだ歯茎の傷が治っていないこともあり、発音がしにくいと感じるかもしれませんが、その後は自然な発音に戻ります。

差し歯やブリッジの場合に発音がしにくくなることは殆どありません。インプラントはそれと同じように、違和感がなく自然に発音できます。

インプラントのセルフケアは天然歯とほぼ同じやり方でOK

インプラントのセルフケア

インプラントの毎日のセルフケアは基本的には天然の歯と同じです。上部構造と隣の歯の間や上部構造と歯茎の溝の部分の汚れをきれいに取り、歯垢がたまらないようにします。

入れ歯のように取り外して毎日ていねいに洗うなどの特別なケアではなく、天然の歯と同じように扱えることも、インプラントのメリットの一つです。インプラントが「まるで永久歯が再び生えてきたみたい」と言われ、第三の永久歯とも呼ばれるのは、天然歯と同じようにセルフケアが出来るからというのも一つの理由です。

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まとめ

インプラントは審美的に大変美しく、天然の歯と見分けがつきにくいのが特徴です。それだけではなく、インプラントは人工の歯根をもっていますので、機能的にも自分自身の歯に近く、しっかりと噛めるようになります。しっかり噛むことで骨に刺激が伝わり、顎の周辺の筋肉も動き、口元だけでなく全身の健康に良い効果があり、QOL(生活の質)の向上が期待できます。