外科手術と聞くと、入院が必要!?と思い、不安になられるお気持ちはわかります。でも、ご安心ください。インプラント手術の場合は、一次手術でも、二次手術でも入院の必要はありません。日帰り手術で大丈夫です。骨を作る処置をした場合も同様です。
インプラント手術は入院の必要なし
日帰り手術が一般的
インプラント手術は通常、局所麻酔を使用して行われます。1本または数本のインプラントを埋入する場合、手術は1〜2時間程度で完了し、術後の経過が良好であれば、その日のうちに帰宅することが可能です。
日帰り手術が主流であり、特に健康状態に問題がない場合は入院の必要はありません。
インプラント手術に入院は必要ありません。
インプラントの埋入手術は30分程度で、骨の再生治療を同日に行った場合でも1~2時間程度で手術が終わります。
インプラントの埋入本数が多い場合はそれだけ手術時間もかかりますが、入院が必要になることはありません。来院からお帰りまで2時間から3時間程度の方が多いです。
麻酔と手術後の休憩について
通常のインプラント手術は局所麻酔で行いますので、術後もフラフラするようなことはありません。静脈内鎮静という点滴麻酔を使ってインプラント手術を行った場合は、麻酔がさめきるまで少しフラフラするかもしれませんので、院内で少し休んでいただいた後に、患者さんの状態を見て、お帰りいただいております。
▼インプラント手術中の麻酔についてはこちらでまとめています。
麻酔が残っている場合には少しお休みになってからお帰りになることをお勧めしておりますが、殆どの方がご来院からお帰りまで2時間から3時間程度です。二回法の二次手術は簡単な処置ですので、約30分くらいです。インプラントの埋入本数が多い場合はもう少し時間がかかります。
ただ、患者さんは緊張されたりストレスを受けたりしてお疲れだと思いますので、院内で少し休憩してからお帰りになることをお勧めしています。
手術後は院内にて少し休憩していただきますが、その後は普通に徒歩や交通機関を使ってお帰りになれます。インプラントの埋入本数が多い場合は、ご家族に付き添っていただいたり、タクシーなどでお帰りになるよう事前にお勧めしております。
インプラント手術後の過ごし方
帰宅されてから数日間はインプラントをした部分に刺激を与えないように、やわらかめの食事をしていただいたり、歯みがきはせずに軽いうがいで済ませるなど、いくつか注意点があります。
傷口が治りやすいように、心身共にあまりストレスのかかることはしないなど、出来るだけ身体をいたわっていただいた方が良いと思いますが、家の中でずっと横になっていなければいけないとか、仕事に行けないということはありません。
ただし、運動や入浴は避けて、安静に過ごしてください。これは激しい運動や入浴によって血の巡りが良くなり、出血するのを避けるためです。飲酒も当日は避けてください。喫煙はインプラントが骨と結合しにくくなりますので、出来る限り避けてください。
▼手術後の注意事項についてはこちらでまとめています。
インプラント手術に関するQ&A
いいえ、インプラント手術は入院が必要な手術ではありません。日帰り手術となります。
手術後、麻酔が残っている場合は、院内で少し休んでから帰宅されることをお勧めしています。
手術後は、院内で少し休憩した後に帰宅していただけます。ただし、インプラントの埋入本数が多い場合は、事前に家族に付き添ってもらうなど、安全な帰宅方法を考えておくことをお勧めしています。
まとめ
このように、インプラント手術は決して入院が必要なほどの大掛かりなものではありませんのでご安心ください。大部分の歯科医院で、患者さんに対して手術後の注意についての印刷物をお渡ししていると思います。いくつかの注意点はありますが、それに従って過ごしていただけましたら、普通に生活が出来ます。
また、緊急に相談したいことが起こった場合も、歯科医院に電話やLINEで問い合わせが出来ますので、ご心配には及びません。