インプラント

前歯が折れた!インプラントできれいに治る?

前歯が折れた!インプラントできれいに治る?

事故などで前歯が折れてしまった時は、インプラントできれいに治るのでしょうか?前歯で大切なのは審美性で、隣の歯との区別がなく天然歯のように見えるように治療しなければなりません。そして食事の際に噛み切るという役割も欠かせません。前歯が折れた時の治療についてご説明します。

前歯をぶつけて折れたときの応急処置は?

転んで前歯を折った

転んだり事故にあったりして前歯が折れてしまった時は、まず歯科医院に行きましょう。その時にぜひ守っていただきたい注意点がいくつかあります。

1.残った歯に触らないようにする

歯が折れてしまった時の断面は鋭い形になっていることがありますので、指や舌で触れると怪我をする場合があります。触れたことによって痛みが出る場合もありますので、絶対に触らないようにしましょう。

2.折れた歯の欠けらがあれば取っておく

もし折れた歯の欠けらがあれば取っておいて治療の際に歯科医院へ持っていきましょう。欠けらを歯に接着して元のように戻せるかもしれません。

3.すぐに歯科医院へ

前歯が折れてしまったら、すぐに歯科医院を受診しましょう。かかりつけ医ですぐに診てもらえない場合は、急患を受け付けている歯医者を探して出来るだけ早く受診します。

何らかの理由ですぐに受診出来なくて、激しい痛みが出ている時は、鎮痛剤をドラッグストアなどで購入して服用します。ただし、鎮痛剤は一時しのぎですので、出来るだけ早い受診を心がけましょう。

歯が根元から折れてしまった時の治療は?

ブリッジ入れ歯インプラント

前歯が根元から折れてしまった時は、被せ物(クラウン)をつけてもすぐに外れてしまうリスクがありますので、被せ物での治療は難しくなります。その場合は、抜歯の対象となり、抜歯後の治療は入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つから選びます。

前歯の根元が残っている状態なら、抜歯しなくても被せ物治療で済むことがあります。また、前歯の欠けた部分が小さい時は、レジン(歯科用プラスチック)でのダイレクトボンディングやラミネートベニアという薄いセラミックのチップを歯の表面に張り付ける治療できれいに治る場合もあります。

また、歯が折れた時の衝撃で歯茎の腫れが起こっている時は、腫れがひくまで消炎以外の治療を待ち、歯茎が落ち着いてから治療を行う場合もありますので、担当医の指示に従って下さい。

前歯が折れた状態を治療せずに長い間放置するとどうなる?

前歯が折れたのを治療せずに放置するとどうなる?

前歯が折れてしまったのを長い間放置してしまうと、以下のような問題が起こります。

  1. 歯が折れた状態が他人から見えると恥ずかしい
  2. ものを噛み切りにくくなって丸呑みすると消化不良になる
  3. 発音がしにくくなり、話すことがおっくうになる
  4. 早めに治療した方が費用が安く済む
  5. 神経が露出している場合はズキズキ痛む
歯を失ったとき治療をしないとどうなる? 様々な事情で歯を抜歯しなければならなくなって、そのまま治療せずに年月が経ってしまう場合があります。抜けた部分を治療せずに...

インプラント治療とは?

インプラント説明図

歯科治療におけるインプラント治療とは、顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、そのうえに被せ物を取り付けて、失った歯の機能を回復させる治療方法です。

事故や歯周病、虫歯などで歯を失った方が、主なインプラント治療を受ける対象となります。しかしインプラントは外科手術が必要で、全身疾患があって投薬中の方や、顎の骨が少ない方はインプラントが出来ない場合があります。

また、歯周病で歯を失った方は、歯周病をある程度治療しておかないと、インプラントを埋入してもその周囲の歯肉が歯周病菌によって炎症を起こし、インプラント周囲炎を起こすとやがてインプラントが抜けてしまいます。

前歯が折れた時のインプラント治療の流れ

  1. 検査・・レントゲン、CTなどで歯茎と骨の検査を行います。
  2. 抜歯・・折れた歯の根っこを抜歯します。その後数か月待ち、歯茎が落ち着くのを待ちます。
  3. 一次手術・・インプラント体を顎骨に埋入する手術を行います。インプラントが骨と結合する迄そのまま数か月待ちます。
  4. 二次手術・・インプラント体にアバットメントを取り付け、最終的な上部構造のための型取りをします。
  5. 最終的な上部構造の装着・・セラミックの上部構造を取り付け、インプラント治療は終了します。

前歯の上部構造について

オールセラミックの被せ物

特に上顎の前歯の場合は審美性が一番に重視されますので、セラミックかジルコニアで上部構造を作成します。

  1. ジルコニアセラミック冠・・最も高価なタイプ、審美性、耐久性とも最も抜群によい。
  2. オールセラミック冠・・最も一般的なタイプ、審美性、耐久性ともよい。

治療が終わるまで前歯はないまま?

前歯がないと見た目がとても気になると思います。そのため、前歯の被せ物やインプラント治療の際には必ず仮歯を入れますのでご安心ください。被せ物であれ、インプラントであれ、セラミックやジルコニアで作製すれば、天然の歯と見分けがつかないくらいに色や形を合わせた自然でキレイな前歯が入ります。

まとめ

前歯が折れた場合のインプラント治療についてご説明しました。前歯は審美性が重要ですので、インプラントが一番きれいな歯をつくれますが、歯が折れたときはまず現在の状況についての歯科医師の診断を仰ぎ、その後治療方法について相談する流れとなります。

インプラントでの治療の際には特に念入りにカウンセリングを行いますので、折れてしまった歯以外にもお悩みの歯がありましたら、お話しください。