[最終更新日]2020年4月1日
失敗がないように、インフォームドコンセントを重要視しており、しっかりご説明いたします。
当院では無料初診カウンセリングを行っています。インプラント治療について気になる点、現在お困りのことや症状、治療についてのご希望、全身の健康状態(糖尿病などの病気をお持ちではないか)などをお聴きします。
カウンセリングではまず患者さんのお話をお聴きすることが大切だと考えております。
その後レントゲン撮影・口腔内診査を受けていただきます。歯科CTでの撮影が必要な場合は撮影をします。(CTの撮影には別途費用¥10,000+消費税がかかります)
お口の中を拝見し、残っている歯の状態や骨、歯ぐきの状態、今使っておられる入れ歯などを経験豊富な歯科医が詳しく診察します。
あなたのお口の中の現状(欠損など)、骨の状態、インプラント埋入本数・部位、手術・治療に関する注意点、治療費を詳しくご説明します。
ご質問にも丁寧にお答えしますので、診断結果に伴う症例の治療法の理由や細かい情報についてご納得いくまでお聞きください。
ご説明内容に関してわからないことや、失った歯への治療法の不安などがありましたら、どんどん医師へご質問ください。
一般的にご検討される場合ですと、この時点で一旦終了になります。
インプラント治療以外で、歯周病、虫歯等の治療が必要であれば、治療の順番をご説明します。
初診時で、インプラント治療をご希望された場合は、歯型を取り、手術の予約をお取りします。
Q.この場で治療するかどうか決めないといけませんか?
A.ゆっくりとご検討いただき、治療するかどうかをお決めください。治療方法や費用など、お話させていただいた内容の資料をお渡しいたしますので、ご自宅で十分ご検討ください。
Q.初診相談をしたら治療しないといけませんか?
A.説明内容などにご納得いただけた場合のみ、治療に入ります。また、他の医院や周囲の人にも意見を聞いてみたいという場合にも一旦保留にさせていただきますのでご安心ください。
術前に抗生物質を飲んで頂きます。その後、血圧、脈拍、脈波、血中酸素濃度を測定します。
体の状態により必要であれば、精神安定薬、降圧剤を飲んでいただきます。
緊張や不安の強い方は、精神安定薬を飲まれますとリラックスした状態になりますし、更に不安な方は静脈内鎮静法など選択できますので、ご希望の場合はおっしゃって下さい。
麻酔
麻酔は局所麻酔です。麻酔注射の際には、痛点を外した位置から正確に打ちますので、痛みはありませんのでご安心下さいね。
麻酔が効いてしまえば痛みは感じませんので、どうぞリラックスして下さい。
手術開始
手術中はお口を開けたまま固定するとしんどいので、時々お口を閉じて休憩して頂きます。医師と助手が常に患者さんの様子を見てお声掛けしますので、ご安心下さい。
手術時間は、インプラント1本で実質約20分、2本で30分〜50分くらいです。
(術前投薬や血圧測定、麻酔などの時間を入れても、長くて1時間半くらいです。)
5本以上あるいは特殊技術のいる場合は120分くらいです。(服薬、血圧測定等の時間は除いた時間です。)
インプラント手術の手順
歯肉を切開し、あごの骨に専用ドリルでインプラントを埋入する孔を形成します。
インプラントの歯根部(専門用語でフィクスチャーと言います)を骨の中に埋入して、歯肉でおおう様にして縫い合わせます。(2回法の場合)
手術当日は、可能な限り疲れるような行為は控えてください。本数が少ない場合などはほとんど日常生活に影響はなく、少なくとも安静にして寝ていなければいけないということはありません。
翌日洗浄します。(1週間から10日後の場合もあります。)
必要のない場合もあります。
術後の痛みは一般的にインプラント1本につき、1本天然の歯を抜いたくらいの痛みです。腫れる場合がありますが、骨造成手術(専門的にGBR法と呼ばれるものです)などをされていない場合は、痛み止めが効きますので心配ありません。
手術後、1〜2週間後、抜糸をします。
その後は、インプラントが骨と結合するのを待つだけです。
その間、治療は必要ありません。待ち期間になります。
前歯の場合は必ず仮歯を入れますので、大きく見た目が変わることはないのでご安心下さい。
1〜2ヶ月に1度くらいご来院いただき、手術部位や口腔内のチェックをすることがあります。
3〜4ヶ月後に頭の部分(アバットメント)を取り付けます。頭の部分の型を採り、上部構造を作製します。
かぶせ物を頭の部分に取り付け、、綺麗な人工歯の完成です。
チタンインプラントの場合は、3〜4ヶ月後に型とりをします。
HAインプラントの場合は、3〜4ヵ月後に2次オペを先にします。(チタンインプラントの場合は、2次オペは必要ありません。)
2次オペは、インプラントの頭を歯ぐきの上に出す処置です。きわめて簡単です。
2次オペが終わってから7〜14日後に型とりをします。
前歯など審美性の必要な場所や、複数の歯にかぶせる場合は、最終のかぶせ物を入れる前に、その試適(形合わせ、高さ合わせ)をし、患者さんに新しく入る歯の見た目やかみ合わせを確認して頂きます。
これで、一応治療は終了になります。手術の日から数えて平均3ヶ月半から、4ヶ月後になります。
(ソケットリフトや、GBR法をした場合はもう少しかかります。)
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お疲れ様でした。何でもお食事して下さい。
インプラントやご自身の天然歯を、できることなら、長い寿命で一生持たせて頂きたいと思います。
その為には、メンテナンスが重要となります。メンテナンスは主に歯のクリーニング(PMTC)をします。
クリーニングをすることにより、歯周病になるリスクは大幅に下がります。
インプラントは虫歯にはなりませんので、清掃し、歯周病にならなければ、長持ちする確率が高いです。
インプラント以外のご自身の歯を守るためにも是非お越し下さい。優しい歯科衛生士がクリーニング致します。
当院では、インプラント治療を行われた方にインプラント本体(土台)について10年間の保証期間を設けております。
かぶせ物(上部構造)は5年間の保証期間がございます。通常使用での破損や脱落が生じた場合は修理や再製作、再装着いたします。
保証を受けるためには、定期検診に来ていただくことが条件となります。
治療期間はケースによってかなり異なります。
単純なケース、例えばインプラントを1〜3本くらい埋め込みをする場合は、
下アゴで3ヶ月半、上アゴで4ヶ月半くらいです。
総入れ歯の方に同時にインプラントをする場合(オールオンフォー)は、仮歯はその日のうちに入りますが、
最終的にすべて治療が終わるには半年くらいかかります。
ただ、仮歯が入ってる間はそんなに不便はありません。
また、インプラントをするために必要な骨の厚みが少ない場合には上顎洞を持ち上げたり(ソケットリフト、サイナスリフト)、神経に触らないよう骨の量を増やすような手術(GBR法)をします。
その場合は、プラス1〜4ヶ月くらいかかることもあります。
その場合、トータルの治療期間は長くなりますが、骨が再生するのを待つだけの期間ですので、通院は必要ありません。
ですから通院のご負担という意味では心配ありません。
インプラント手術には1回法と2回法があり、通院回数が変わります。
1回法と2回法とは?
初診カウンセリング・検査→手術→消毒→抜糸→チェック→型とり→(試適)→かぶせ物セットの
計7〜8回です。
術後、骨とインプラントが結合するのに3〜4ヶ月かかります。この間は1〜2か月に1度位チェックに来院していただくことがあります。
2次手術があるため、さらに2回程通院回数が増えます。
初診カウンセリング・検査→1次手術→消毒→抜糸→チェック→2次手術→消毒→型とり→(試適)→かぶせ物セットの計10回程度です。
手術を何回に分けて行うかによって回数は変わってきます。
型取りや試適やセットはまとめて行いますので通院回数の短縮はできます。
骨の移植が必要な場合など、患者様の状態や診療内容によって前後しますので、目安としてお考えください。
インプラントのご質問・ご相談は無料初診カウンセリングでドクターが詳しくお答えいたします。
お気軽にご予約ください。