インプラントの治療の流れ
Treatment flow

初回のカウンセリングから治療後のメンテナンスまで、インプラント治療の流れについてご説明します。

1. 無料初診相談

カウンセリング

カウンセリング

カウンセリングではインフォームドコンセントを重要視しており、しっかりご説明いたします。

当院では無料初診カウンセリングを行っています。インプラント治療について気になる点や不安、現在お困りのことや症状、治療についてのご希望など、何でもお話ください。全身の健康状態(糖尿病などの病気をお持ちではないかなど)についてもおききします。

カウンセリングではまず患者さんのお話をお聴きすることが大切だと考えております。

女性

初診相談をしたら治療しないといけませんか?

歯科医師

説明内容などにご納得いただけた場合のみ、治療に入ります。また、他の医院や周囲の人にも意見を聞いてみたいという場合にも一旦保留にさせていただきますのでご安心ください。

レントゲン撮影、口腔内診査など

レントゲン撮影

その後レントゲン撮影・口腔内診査を受けていただきます。歯科CTでの撮影が必要な場合は撮影をします。(CTの撮影には別途費用¥10,000+消費税がかかります)

お口の中を拝見し、残っている歯の状態や骨、歯ぐきの状態、今使っておられる入れ歯なども含め、歯科医が詳しく診察します。

治療内容・治療費の説明

治療内容の説明

CT画像やシミュレーションソフトの画面を見ながら、あなたのお口の中の現状(欠損など)、骨の状態、インプラント埋入本数・部位手術・治療に関する注意点治療費についてご説明します。

ご質問にもお答えしますので、診断結果に伴う症例の治療法の理由や細かい情報についてご納得いくまでお聞きください。

ご説明内容に関してわからないことや、失った歯への治療法の不安などがありましたら、どんどん医師へご質問ください。

女性

この場で治療するかどうか決めないといけませんか?

歯科医師

ゆっくりとご検討いただき、治療するかどうかをお決めください。治療方法や費用など、お話させていただいた内容の資料をお渡しいたしますので、ご自宅で十分ご検討ください。

一般的にご検討される場合ですと、この時点で一旦終了になります。

インプラント治療以外で、歯周病、虫歯等の治療が必要であれば、治療の順番をご説明します。
初診時で、インプラント治療をご希望された場合は、歯型を取り、手術の予約をお取りします。

 

2. 一次手術
インプラント手術

2回法の場合は一次手術、二次手術の2回の手術を行います。ここでは一次手術(人工歯根を顎骨に埋め込む手術)の流れをご説明します。

バイタルサイン測定

オペの前に抗生物質を飲んで頂きます。その後、血圧、脈拍、脈波、血中酸素濃度を測定します。

患者さんの身体の状態により必要であれば、精神安定薬、降圧剤を飲んでいただきます。

緊張や不安の強い方は、精神安定薬を飲んでいただくとリラックスした状態になりますし、更に不安な方は静脈内鎮静法という点滴麻酔も選択できますので、ご希望の場合は事前におっしゃって下さい。

手術中はお口を開けたまま固定すると患者さんの負担が大きくなるので、時々お口を閉じて休憩して頂きます。医師と助手が常に患者さんの様子を見てお声掛けしますので、ご安心下さい。

女性

インプラントの手術では全身麻酔をしますか?

歯科医師

麻酔は局所麻酔です。麻酔注射の際には、痛点を外した位置から正確に打ちますので、痛みはありませんのでご安心下さい。

麻酔が効いたあとは痛みを感じなくなりますので、どうぞリラックスして下さい。

手術時間について

インプラントのオペ

手術時間は、インプラント1本で実質約20分、2本で30分〜50分くらいです。
(術前投薬や血圧測定、麻酔などの処置のための時間を入れても、長くて1時間半くらいです。)

インプラント5本以上あるいは増骨や再生手術どの特殊技術のいる場合は120分くらいです。(服薬、血圧測定等の時間は除いた時間です。)

インプラント手術は局所麻酔で行うため、入院は必要ありません。
インプラントの埋入本数が多い場合や、サイナスリフトやオールオン4のような比較的大きな手術でも、同じく入院の必要はありません。
もちろん手術後の安静はある程度必要です。手術前後にどのようにお過ごしいただくかなどの注意事項は、担当医師から患者さんに詳しくご説明します。

インプラント手術の手順

手順1

歯肉を切開し、あごの骨に専用ドリルでインプラントを埋入するための穴を形成します。

手順1

インプラントの歯根部(専門用語でフィクスチャーと言います)を骨の中に埋入して、歯肉でおおう様にして縫い合わせます。(2回法の場合)

手術の後

手術当日は、可能な限り疲れるような行為は控えてください。インプラントの埋入本数が少ない場合などはほとんど日常生活に影響はなく、運動や飲酒、長風呂などを控えて頂ければ、少なくとも安静にして寝ていなければいけないということはありません。

翌日、インプラント埋入部を洗浄します。(1週間から10日後の場合もあります。)

必要のない場合もあります。

術後の痛みは一般的にインプラント1本あたり、1本天然の歯を抜いたくらいの痛みです。腫れる場合がありますが、骨造成手術(専門的にGBR法と呼ばれるものです)などをされていない場合は、痛み止めのお薬が効きますので心配ありません。

抜糸

手術後、1〜2週間後に抜糸をします。必要に応じて仮歯をおつけします。

 

3. 待機期間

その後は、インプラントが骨と結合するのを待つだけの待機期間となります。

その間、治療は必要ありません。待機期間中は来院の必要はありません。

経過観察

1〜2ヶ月に1度くらいご来院いただき、手術部位や口腔内のチェックをすることがあります。

 

4. 二次手術 アバットメントの取付

2次オペは、インプラントの頭を歯ぐきの上に出す処置です。手術とは呼ばれますが、きわめて簡単な処置です。

インプラントの2次手術の手順

手順3

3〜4ヶ月後に歯茎を開いてインプラント体と骨がしっかり結合して動かないのを確認し、インプラントの頭の部分にアバットメントを装着します。必要に応じて仮歯をおつけします。

 

5. 型取り・製作・取付

手順4

2次オペが終わってから7〜14日後たつと歯茎の状態が落ち着きますので、上部構造(人工歯の被せ物)のための型取りをします。
頭の部分の型を採り、上部構造を作製します。

上部構造は主にセラミックで作製されます。かぶせ物を頭の部分に取り付け、綺麗な人工歯の完成です。

上部構造(かぶせ物)の試適

前歯など審美性の必要な場所や、複数の歯にかぶせる場合は、最終のかぶせ物を入れる前に、その試適(形合わせ、高さ合わせ)をし、患者さんに新しく入る歯の見た目やかみ合わせを確認して頂きます。

上部構造(かぶせ物)のSET

これで、一応治療は終了になります。手術の日から数えて平均3ヶ月半から、4ヶ月後になります。
(ソケットリフトや、GBR法をした場合はもう少しかかります。)

@
BEFORE
A
BEFORE
B
BEFORE
↓ ↓ ↓
AFTER AFTER AFTER

【治療方法】@Aインプラントを1本埋入しました。Bインプラントを2本埋入しブリッジにしました。

【費用】@A38万円(税抜) B83万円(税抜)

【リスク】インプラントは自由診療なので保険適応の治療と比べて治療費が高額になります。インプラントが骨と定着するのを待つ期間が必要なので治療期間が長くなります。手術後に腫れ・痛みが出ることがあります。

お疲れ様でした。何でもお食事して下さい。

 

6. メンテナンス

インプラントのメンテナンス

インプラントやご自身の天然歯を、できることなら、長い寿命で一生持たせて頂きたいと思います。その為には、年に2回〜4回程度のメンテナンスが重要となります。メンテナンスは主に歯のクリーニングをします。

クリーニングをすることにより、歯やインプラントについた歯垢を徹底的に除去すると、歯周病になるリスクは大幅に下がります。

インプラントは虫歯にはなりませんが、周囲の歯周組織が歯周病になる危険があります。歯周病にならなければ、長持ちする確率が高いです。

インプラント以外のご自身の歯を守るためにもメンテナンスに是非お越し下さい。

インプラントの10年保証

当院では、インプラント治療を行われた方にインプラント本体(土台)について10年間の保証期間を設けております。

かぶせ物(上部構造)は3年間の保証期間がございます。通常使用での破損や脱落が生じた場合は修理や再製作、再装着いたします。

保証を受けるためには、定期検診に来ていただくことが条件となります。

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インプラントのご質問・ご相談は無料初診カウンセリングでドクターが詳しくお答えいたします。
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