インプラント治療における歯科用CTとその有用性

[最終更新日]2020/3/11

歯科用CTとは

当院では歯科用CTを導入しております。どんな医療装置か、CTを受ける事による負担や影響、費用についても詳しくご案内いたしますね。

CTはコンピュータを使用したデータ処理と画像の再構成によって断層写真を見ることができる装置です。 レントゲンは2次元ですが、歯科用CTでは3次元画像で立体的な画像で患者様のあごの骨の形や神経の位置等を把握し診断できます。

心斎橋クローバー歯科、吹田本院まつもと歯科のCT

歯科用CTを使うことで、インプラント(主にチタンあるいはチタン合金による人工歯根)の埋入位置を決めるための検査や、歯周病がどの程度すすんでいるかの確認後、親知らずなどの歯や血管がどのような状態で生えているか などが正確にわかります。

CTで撮影された画像は専用ソフトを使ってすぐにチェアサイドのモニターでご覧いただけます。 様々な角度から3Dの映像で見ることが出来ますので、患者さんが理解しやすいように画像を見ながらご説明いたします。

レントゲンと歯科用CTの違い

従来のレントゲン撮影は、立体の物を平面で見て判断するもので、周囲の立体的な骨や神経の位置を知ることが出来ませんでした。

歯科用CTは立体的にあらゆる角度から見たい場所の断層を鮮明に見ることが出来ますので、レントゲン撮影だけでは判断の難しかった症状を発見することが可能になりました。

レントゲンと歯科用CTの違い

インプラント治療における歯科用CTの有用性

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歯科用CTはインプラントをする上で非常に有効で、危険を避けることができるという保険的な意味合いと共に、計画的なオペができます。

「オペは計画で決まる」という、外科医にとっては格言みたいなすごく大事な言葉がありますが、オペを行う為には必ずデータや計画がいります。その計画を立てる為には、CTが必ず必要になります。

CTなしでオペをするのは「ぶっつけ本番」でオペをするという意味で、良いオペができないばかりか、非常に危険なことになります。

CT撮影のおかげで、リスクを事前に回避した実例

インプラント手術の計画を立てるためには歯科用CTから得られる情報は絶対に必要です。

例えば普通のパノラマレントゲンで見た場合に、上下顎の骨がたっぷりあり、オールオン4が可能だと思われたケースでも、CT撮影をすると下顎の骨が尖っていてインプラントの埋入には骨量が足りないことがわかる場合があります。(写真A)

平面のレントゲンで見ても全くわかりませんが、顎を縦に切った状態を歯科用CTで見ると、尖っていることがわかりました。(写真B)

この症例のように、手術前に骨が尖っているとわかれば、スプリットクレストといって、骨を切って開いて骨を増やすか、GBRをして骨を増やすか、対処や術がいくらでも出来ますけれども、手術中にわかった場合には手術はその場で終了、中止になります。

また上顎も、ある断面では骨がたっぷりあるように見えても、他の断面では骨がくびれて少ししかないということがわかりました。(写真C)

くびれている場合は、骨の量が少ないためにインプラントは入りません。

これも手術中にわかった場合、手術の計画が変更になります。或いは、手術が中止になります。事前に予防の意味でもCTを見て骨の状態がわかっていれば、対処法はいくらでもありますので、患者さんを危険にさらすことなく手術が可能です。

費用は1万円〜となりますが、説明会にご参加いただければ、特典としてCT無料券を配布することがございます。

被ばくの危険性について

東京ニューヨーク間1往復0.2mSv

MRIと違いCTというと、被ばくを気にされる方も多いと思います。当院では歯科用のCTを採用しておりますので、被ばく量は医科用のものの20〜40分の1になります。(普通の歯科用レントゲンの4枚分で、胸のレントゲンとほぼ同じくらいです。)

福島原発の放射線漏れが問題になりましたが、一時多い時で、1時間当たり400ミリシーベルトという放射線量が出てました。歯科用CTは0.2ミリシーベルトですので、極めて少ないです。

飛行機に乗ると被ばくするというのを、ご存知でしょうか?パイロットの方や客室乗務員の方は飛行の度に被ばくしています。大体、東京からニューヨークまで行くと0.2ミリシーベルトの被ばくをします。歯医者の歯科用のCTと同じです。

院内にCTを装備していない歯科医院では、CTの撮影依頼を近所の総合病院にするわけですが、総合病院のCTは医科用ですので、同じお口まわりを撮影しても、被ばく量は20〜40倍になります。

歯科用のCTなら数回撮影してもニューヨークに何回か行くくらいと思うと大丈夫ですが、医科用のCTを何回も撮るのはやめた方がいいです。

歯科用CTの画像

CT撮影することにより、治療がより正確で安全にできるようになり、かつインプラントの適応範囲が拡がりました。

歯科用CTの画像

従来のレントゲン撮影では骨や神経の状態を平面的にしか把握できませんが、CTでスキャンすると立体的な画像を取得できるので、骨の密度や血管・神経などの位置を正確に知る事ができるため、より確かな診療と質の向上が可能になります。

手術前にしっかりと検査を行い、正確な治療計画を立てることは手術においてとても重要です。

ただ、妊娠されている方や、体内に取り外しできない金属がある方、心臓のペースメーカーをお持ちの方は、CTを受けられない可能性がございます。事前に担当医やスタッフにおっしゃってくださいね。

歯科用CTの特徴

・レントゲンでは見えなかったものが見える
・鮮明な立体画像が見れる
・インプラント、矯正、親知らず等が正確に診断できる

歯科用CT撮影によって診断と治療がより正確に行えるようになります。

内容の充実したCT検査

インプラントにCT撮影は不可欠です。
現在でも、現実にインプラント手術の際に神経・動脈を傷つけてしまう事故が報告されています。

インプラントの新聞記事


上記の新聞記事は数年前のものなので、最近はこんなことがないと思われるかもしれませんが、実際にインプラントの事故は今でも起こっています。
そして、この記事と全く同じ内容をNHKのクローズアップ現代で、特集で60分も放送されました。

このような事故を防ぐには、まずCTを撮影してそれをもとにオペの計画を立てることです。

私どもの医院では、インプラントの研修を長年受けた経験の多いドクターが、綿密なオペの計画を立てて手術を行っていきますので、このような事故は過去に一度もありません。

また、痛みを察知する神経は枝分かれしていることもよくあります。当院ではその枝分かれを歯科用CTで確実に発見し、その位置を確定し、枝分かれを避けてインプラントを埋め込んでいます。普通のレントゲンでは発見不可能ですが、CTで必ず発見します。

インプラントについてのご質問・ご相談は無料初診カウンセリングでドクターが詳しくお答えいたします。お気軽にご予約ください。無料の電話相談やWeb診断も行っていますのでご利用ください。

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