インプラント
インプラント治療計画書
Treatment plan

患者さんの歯科CT撮影の内容をもとに患者さんお一人おひとりのインプラント治療計画書を作成します。

インプラント治療計画書001
患者さん:大阪府吹田市 男性

●パノラマレントゲン写真

今回の計画は下のインプラントは妥当ですが、上のブリッジについては力学的な問題から予後に不安かあります。

また、現時点で残す方針の歯についてもやはり保存不可能で抜歯が必要であったりあるいは、治療が必要になったり、長持ちしなかったりという可能性があります。

〜標準的なインブラント治療の流れ〜
0.カウンセリング、CT、術前診査

治療の選択肢の中からどのようにインプラント治療を進めていくか検討し、説明させていただきます。
基本的には治療を御理解されて、納得されるまで何度かお話しさせていただきます。骨の状態を確認するためCT画像を撮影する必要があります。

1.インプラントOPE

インプラント手術 インプラント手術

インプラントの埋め込みの手術です。部分麻酔でおよそ2時間程度です。

術後は「激しい運動、お酒、入浴(シャワーはOK)」は避けていただきます。

また術後は少なからず「腫れや痛み」などが出現しますので、お仕事や日常生活の御予定を考慮して手術日をお考えください。

2.抜糸

術後1週間から2週間ほどで糸をとります。

治療期間 約3カ月
この間に必要があれば他の歯の治療や歯のお掃除をうけていただきます。

3.二次手術

インプラントの二次手術

インプラントの頭出しの手術です。部分麻酔で30分程度です。

4.型取り

インプラントの歯の型取りをしますここでかみ合わせの高さが安定しない方は仮歯を作って入れます。

5.高さ合わせ

インプラントの高さ合わせ

インブラントの歯の高さ合わせをします

6.試適(仮あわせ)

歯の形や高さを仮合わせします

7.セット

完成した歯を入れます

8.定期健診、メンテナンス

すベての治療が終了したのちインプラントおよび御自身の歯を長くいい状態で維持するために定期健診、メンテナンスを受診していただきます。

インプラント治療計画書002
患者さん:大阪市北区 女性

●パノラマレントゲン写真

現在の状態

う蝕(虫歯)、歯同病により多くの歯が失われている状態です。また残っている歯の状態も残念なからあまりよくありません。

問題点

上の歯かほぼすべて状態か悪く、入れ歯もないために噛めない状態です。

治療方針

まず、残っている根は細菌の溜まり場になっているため抜歯してから治癒を待ちます。 その後、固定式のインプラントを検討するか、入れ歯を作るかのどちらかです。

インプラントを検討するにあたってCT画像を撮影していますのでそれに基づいた状態を詳しく説明します。

下の歯についてはまず歯周病治療をしていくことになります。 なんとかご自分の歯で残せるうちは御自分の歯で使っていただきますが、 かなり進行した歯周病のため今後抜歯が必要になってくる可能性が高いです。

CT画像から骨をシュミレーションしてインプラントの入れることのできる部位を模索したところです。 上顎の骨を下からのぞいているところです。丸い印が出ているところがインプラントを良好に埋めれそうなところです。

左上の部分のみ大きく骨がありません。抜歯した後時間か長くたっているために骨が吸収しています。

それ以外のところは比較的骨がありますが、左上の部分が無いことには固定式の歯を作ることができません。

このような場合、人工骨を用いて骨を作ってインプラントを入れる場合(パターン1)と、骨のあるところのみを用いてインプラントを数本入れて、インプラントに磁石装置をつけた取り外し式の入れ歯にする場合(パターン2)とあります。

他にはインプラントを用いずに単純に総入れ歯を作る方法もありますが、おそらく安定しにくく使いづらいものになります。

パターン1
〜固定式の場合 上顎のインプラント治療の流れ〜
1.抜歯、入れ歯の準備、歯周病の治療

インプラントの前に、かみ合わせがほとんどありませんので、まず「仮の入れ歯」を作らせていただきます。 それを用いてもともとあったかみ合わせの高さを再現して、かむ感覚を取り戻していきます。

抜歯、型取り→高さ合わせ→完成の流れで約3回〜4回で作成します。
義歯完成後はしばらく抜歯部分の傷の回復を待ちながら、入れ歯でかむ感覚に慣れていただきます。(約3ヵ月)

2.インプラントOPE1回日

右上と左上奥のインプラントを埋めることが可能な部位にインブラントを5本埋め込み、骨の状態が良ければ、 仮歯を固定します。骨の状態が悪ければインプラントに固定する仮場はやめて入れ歯をそのままお使いいただきます。

術後約2週間で糸を取ります。

3.GBR

GBR(guided bone regeneration)とは骨再生療法で、インプラントをいれるための骨をつくる治療法です。

左上の骨が無い部分に人工骨を補います。この部分が落ち着くまで約6ヵ月待ちます。場合によっては感染をしたり、良好に骨ができない事もあります。その場合は再度GBRを行うことも予想されます。

4.インプラントOPE2回日

GBRで人工骨を作った部分にインプラントを埋め込みます。1本にするか2本にするかは人工骨の状態により決めます。

5.インプラント二次手術

GBRした部分に埋めたインプラントの頭出しを行います。その後インプラントに固定する最終的な歯を作る作業に取り掛かります。

6.最終補綴物の作成

最終的な歯を作るステッブはおよそ、型取り→位置合わせ→高さ合わせ→フレーム合わせ→仮合わせ→完成の順で進みます。(技工作業の都合で変更あり)

治療期間は1年半から2年近くかかる治療になります。

パターン1はインプラントで固定式の歯を入れる治療です。しかし骨の無い部分があり、そこにインプラントを入れようと思うと人工的に骨を作る処置が必要になります。

手術が複数回かかるということと、治療期間も長く、入れ歯の期間も必要、また仮歯での期間も同様に長いため途中仮歯が割れたりあるいはインプラントの骨のとの結合が得られない場合はさらに時間がかかることが予想されます。

パターン2
〜インプラントに磁石式装置を用いた入れ歯の治療の流れ〜
1.抜歯、入れ歯の準備、歯周病の治療

インプラントの前に、かみ合わせがほとんどありませんので、まず「仮の入れ歯」を作らせていただきます。それを用いてもともとあったかみ合わせの高さを再現して、かむ感覚を取り戻していきます。

抜歯、型取り→高さ合わせ→完成の流れで約3回〜4回で作成します。
義歯完成後はしばらく抜歯部分の傷の回復を待ちながら、入れ歯でかむ感覚に慣れていただきます。

2.インプラントOPE

インプラントの埋め込みの手術です。部分麻酔でおよそ2時間程度です。入れるところか可能な部位に術後は「激しい運動、お酒、入浴(シャワーはOK)」は避けていただきます。

また術後は少なからず「腫れや痛み」などが出現しますので、お仕事や日常生活の御予定を考慮して手術日をお考えください。

また術後の入れ歯は使いにくくなります。

インプラント手術 インプラント手術

3.抜糸

術後1週間から2週間ほどで糸をとります。

治療期間 約3カ月

4. 二次手術

インプラントの頭出しの手術です。部分麻酔で30分程度です。

5.型取り

インプラントの型取りをし、マグネット(磁石式の維持装置)を準備します。

インプラント

6.入れ歯用型取り

入れ歯を作るための型取りをします

7.高さ合わせ

入れ歯の高さ合わせをします。

8.入れ歯の仮合わせ

入れ歯の形合わせを行います。

9.入れ歯の装着

まず磁石なしで入れ歯を使って馴染ませます。

10.磁石の装着

入れ歯の裏に磁石装着します。およそ9ヵ月〜1年程度の治療期間になります。

インプラント治療計画書003
患者さん:西宮市 女性

●パノラマレントゲン写真

現在の問題点

☆印の部分の歯が欠損しています。

☆(赤)の部分は歯周病が進行しています。

治療方針

前歯を固定式の修復物に変更して全体のかみ合わせの安定をはかります。

治療計画

@左上のブリッジを切断して糸切り歯から糸切り歯までの仮の歯に変えていきます。
A左上の歯がない部分にインプラントを埋め込みます
B左右下のブリッジを外します。歯がない部分にインプラントを埋め込みます。
Cインプラントを埋め込んで約4ケ月後2次手術を行い、仮の歯の製作に入ります。
Dかみ合わせや、かぶせ物の形をにつめます。
E最終的なかぶせ物の型とりをおこないます。
F装着
Gメインテナンスヘ

今回は前歯の部分にインプラントを入れる方法を採用しておりません。理由としては骨を増やさないといけない場合、仮歯の使用に制限が出る可能性があるからです。

また右上に関してはブリッジを外すと奥2本が残せない可能性が出てきます。最初に個々の場所を触ると前歯が完成するのが相当後になりますので現段階では治療計画には含めておりません。

治療費用は上部構造の種類によりリ若干増減いたします。

インプラント治療計画書004
患者さん:大阪府豊中市 男性

今の状態

左の前歯が根元でおれています。 隣の歯のかみ合わせが反対になっています。

治療方針

インプラント治療をご希望とのことですので、折れている前歯は抜歯してインプラントを埋め込み新しく歯を作ります。

隣の歯のかみ合わせが反対になっていてこのままインプラント治療を行うとかみ合わせによってインプラント自体にダメージを与える可能性が高いのでインプラント治療の前に反対になっているかみ合わせを改善します。

具体的な治療

@リンガルアーチという矯正装置を使用して反対になっているかみ合わせを改善します(三ヶ月程度)。

A折れている前歯の冠を外して根っこだけになった歯を下の図のメカニズムで引っ張り上げます(一ヶ月程度)。

歯の挺出

通常前歯のインプラント治療では骨歯茎ともにボリュームが足りません。

そのため骨を 増やしたり違うところから歯茎を移植したりと何かと身体的に負坦の大きい処置を伴いますが、この処置を行うことによって骨、歯茎ともにポジユームがアップします。また抜歯も非常に容易になります、

B3ヶ月後抜歯を行い。インプラントを同時に埋め込みます

C3ヶ月後インプラントの2次手術を行います

D型採りを行います。

E試適をおこないます。(製作したものが正確にできているかの確認です)

F被せもの装着

以上治療期問は1年程度を予定しています。

尚、歯の移動は動き方に個人差がありますので治療期間はあくまで一般的なものです。実際には前後する場合があります。

インプラント治療計画書005
患者さん:大阪府箕面市 女性

●パノラマレントゲン写真

現在の問題点

抜歯が必要な歯 ☆
根の治療が必要な歯 ★赤
虫歯の治療が必要な歯 ★青

治療計画)

@抜歯が必要な歯の抜歯、歯同病の治療(歯石とり)

A右下インプラント埋め込み

B抜歯後4ヶ月で左下インプラント埋め込み

C下のインプラントの仮歯の作成

Dインプラントの型取り

Eかぶせ物の試しづけ

F装着

Gメインテナンス

※期間は約半年程度です。

※個人情報保護のため、地域名、固有名詞は変更している場合があります。

インプラントについてのご質問・ご相談は無料初診カウンセリングでドクターが詳しくお答えいたします。

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